バスコの花嫁 (ページ39)

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サリーvsシルバー 2011 ページ39

サリーは、伊達健太に向かって行った。

「おりゃああ！」

しかし、シルバーの振るう槍によって阻止されてしまったが、サリーは身軽な動きとシンバルで攻撃を防いだ。
サリーのお尻を叩いたり、タンバリンを叩くといった人を小馬鹿にしたような行動を見て、シルバーはゴーカイチェンジした。

「これなら、どうだ！」

シルバーが豪快チェンジしたのはマジシャインだった。
マジランプバスターで攻撃するも、サリーは器用にしかも軽々と攻撃を避けた。
シルバーは、肉弾戦に入るとサリーのお腹を蹴って吹き飛ばした。

「意外と粘るじゃん！」

腕組みをしながらバスコは言った。

「でも、そろそろ飽きちゃった」

Aがそう言うと、バスコの目が赤く、Aの目が青く光った。
赤く黒いオーラと青く黒いオーラが混ざると、赤く黒いオーラだけが、素早く動いた。
一瞬のうちにシルバーは攻撃を受け、マジシャインからシルバーに戻り地面に落下した。
伊達がシルバーに駆け寄ろうとすると、バスコの指の音で地面が火を噴き近付けなかった。
バスコとAは、真の姿である怪人体いたとなっていた。
シルバーは痛みを押してでも立ち上がろうとするが、立ち上がれなかった。
バスコは、ラッパラッターを構えた。

「それじゃあ、大いなる力、いただきまーす！」

ラッパラッターの奇怪な音色が響き、苦しむ伊達から、炎のようなものが立ち上がる。

「いつ聞いても、いい音色」

「伊達さーん！」

声を上げることはできるが、シルバーは立ち上がれないでいた。

「そうだ！」

シルバーは豪快チェンジした。

「ディフェンストーム！」

シルバーはゴセイナイトに変身し、ゴセイパワーでラッパラッターの力を無効化した。

「チッ」

その時、バスコとAは背後から撃たれた。
2人が振り返ると、ゴセイジャーの5人がゴーカイガンを構えていた。

「鎧、よくやった！」

「あれ？もしかしてマベちゃん、爆弾解除できちゃった？」

「スーパー戦隊の力、なめんな！」

「ああ、さすがです～！」

感激しながら、ゴセイナイトからゴーカイシルバーに戻った。

「おい、爆弾全部、集めたのか？」

「ああ、あんたの生徒たちが、協力してくれた」

「さすが、オレの教え子たちだぜ！」

「バスコッ！Aッ！あとは、てめえを、倒すだけだ！」

レッドは吠えた。