オオカミくんには騙されない

ブレスレット ページ11

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男子が気になる女子に
ブレスレットをあげる時間。

みんなは浜辺で花火をしている。


「１日ってこんなに早いんだね」

永「ほんと！あっという間だった」

「あ、おちた…」


Aの線香花火がおちる。


新「A、いい？」

「え、うん」


タイミングを見計らった真剣佑がAを呼び出す。


平「芽郁ちゃん、渡したいものがあります」


平野は芽郁を、


山「ふみちゃん、時間いい？」


賢人はふみを、それぞれ呼び出す。



新「今日一日早かったね」

「ね！みんなと過ごす時間もすぐに終わりそうで怖い」

新「初日なのに、もう終わりのこと考えてるの？笑」

「だってー」


口を尖らせるAを見つめる真剣佑。


新「それじゃあ、そんな不安なAに。

はい、これ。」

「わ！ブレスレットだ！いいの？」

新「もちろん。つけてあげる」

「ありがと」


左手首にブレスレットをつける真剣佑。


「大切にするね」





平「じゃじゃーん！」

永「あ！ブレスレットだ！」

平「芽郁ちゃんに、これをプレゼントします」

永「有り難く頂戴いたします笑」




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