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、
チャイムが鳴って、先生の体が離れる。
結局私は全然手伝えてなくて、慌てて準備をしようと手を動かす。
首元を指されて首をかしげると、チェーンをしまわなくていいのか、と聞かれた。
先生とのお揃いがバレてしまってはいけないので私は急いで服の下に隠した。
美術室のドアが勢いよく開かれて、
そこから入ってきたのは香帆たちだった。
彼女は景山さんと話しながら席に着いた。
景山さんは私を見て微笑んだ。
「美術の授業は受けるの？」
香帆が聞いてくる。
私は少しだけ面倒だな、と思いながら答えた。
「美術は好きだから」
へぇー、と意味ありげな笑みを浮かべて彼女は席を立ってしまった。
残された景山さんが、手伝う、と言って隣に立った。彼女のその何気ない仕草が香帆とどうしても合わないな、と思ってしまった、
「景山さんって、どうして香帆と一緒にいるの？」
「ーーー…友達が、欲しくて、」
何気なく聞いた質問は少しだけグレーゾーンだったらしく、彼女は弱々しく微笑んだ。
それはさっき私に向けてくれたそれとはかけ離れていた。
「じゃあさ、私と友達になってよ」
「「ーーー…え、？」」
重なった声は景山さんと、先生のもの。
お前、と少し唖然とした様子で私のことを見てくる先生。
「お前ってコミュ力あったんだな」
「ーーー馬鹿にしないで」
ほんと失礼しちゃう、とぶつぶつ言っていると景山さんが笑い出した。
「面白いんだね、園田さんって」
「そう？」
彼女の笑顔はとても可愛らしかった。
それは写真やクラスで時々見る引き攣った笑顔ではなかった。
「ーーーAでいい」
「じゃあ、澪奈で」
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莉央(プロフ) - なんかね....その...ね........良き！！！この作品めっちゃ良き！！続き楽しみにしてます！！！！！ (2020年2月12日 23時) (
レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
Hanavi(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなる事が多くなると思いますが精一杯頑張ります！ (2019年6月16日 17時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ これからも応援してます！ (2019年6月16日 17時) (レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 更新待ってます！この作品、大好きです！ (2019年6月16日 17時) (レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
めめちゃん - 早速続きが気になります 更新頑張ってください!! (2019年4月10日 23時) (レス) id: 201838d045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hanavi
| 作成日時：2019年4月10日 21時
