ちびーず病系短編集 【完全リク制】

だいきくん 。 ページ37

大貴side



大丈夫 、

あいつが俺の事嫌いなだけ。

ちょっと無視されてるだけ。


そう、 あいつがイライラしてるんだよね、




なんて自分に言い聞かせてるのに

どうしていつも手が震えるんだろう。





‘アイツ’は昔っからお世話になってるスタッフさんで。

4ヶ月くらい前から そのスタッフさんが俺を無視するようになった。

理由は分からない。

それに ここ2週間は違うスタッフさんが俺を殴ってきたり、また違うスタッフさんは俺の撮影で何回も撮ったり、悪口を言ったり精神的に傷付けてくる 。

俺の記憶が間違ってなければその3人は兄弟だった気がするんだよなあ、 、







『お、はようございます っ』

スタッフ1「… 」

『…っ、 やめ、 っ…！』

俺を掴むその手は、殴るぞって気合いの入っている力の強い手。



スタッフ1「はあ… お前全然ストレス発散出来ねぇよ。もっと弱がれよな、、」

『ぅっ… くっ… ぃっ、た、』

スタッフ1「それでいーんだよ、それそれ！！あはは！！」







『あ、の… 聞きたいことが…っ』

スタッフ2「…うっせーな…」






スタッフ3「もう少しかかりそうですね…」

「ここ撮り忘れてました」

「さっきの有岡全然出来てないんだけど自覚ある？こっちに迷惑かけんなよ…」

「お前邪魔だよな。愛されてると思ってんなよ？本当は皆お前なんか嫌いなんだからね？」









『…も、 やだっ…』


頬に流れる1粒の涙。







本音を漏らした時に、知念が見ていたなんて知るのは後の話 。。

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