検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:73,810 hit

2話 ページ3

入学式が終わり


寮へ移動する、寮はお城の見た目をしていて室内はなんと表現すればいいかわからないがともかく凄かった


新入生歓迎会や寮内の説明でその日は終わった


部屋は本来であれば4人部屋なのだが、マーリンは女のため1人部屋となった


「そこの女子、少し待ってくれんか?」


自分のへさっそく行こうとした途端後ろから声をかけられた


振り向くと身長が低く、髪は黒く、目が赤く 耳が少しとんがっている少年が話しかけてきた


「急に声をかけてすまんな、だが唯一の女子と聞いて気になってな
ほう、先の入学式でも思ったが美人じゃの」


「それはありがとう、ところで名前を聞いてもいいかな?」


「おお、そうじゃた、ワシはリリア、リリア・ヴァンルージュ、よろしく頼むぞ」


「じゃあ、次は僕から、僕はマーリン、マーリン・アンブロジウス
こちらこそよろしく頼むよリリアくん」



「おうとも、ああそうじゃ、ワシのほかに仲良くしてほしいものがいてな
其奴をよんでもよいか?」


「?……もちろんいいよ」


「マレウス、こっちじゃ」


リリアが呼んだ人物にはツノがはえていた

マーリンは今までそんな人物はいなかったので少し驚いていた


「なんだ、リリア」


「お主に紹介したい奴がおってな」


「やぁ、こんにちは
僕はマーリン、マーリン・アンブローズ
よろしく」


ニコニコとしてマーリンは自己紹介をした


その様子にマレウスは少し驚いているような顔をしていた


「お前は、僕が怖くないのか?」


「ふつうに怖くないよ、僕としては育て親であるお婆ちゃんが怒る方が怖い」


マレウスはよく怖がられていたため、目の前にいるものも自分を怖がると思っていたのだが全然違った
そうマーリンが怖がるわけなかった、マーリンにとって一番怖いのは育て親のお婆ちゃん(激おこが特に怖い)だ


「フハハッ、僕より育て親が怖いと来たか!」


予想外なことにマレウスは笑っていた


そんなマレウスを一瞬異質な目でみた


リリアはマレウスを怖がらないものがいて安心していた

そしてこの2人はマーリンにとってこの学園ではじめての学友となった

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
312人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アテネ - これから更新するんですか? (5月21日 21時) (レス) @page32 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
白帆の麦 - 宵崎夜鶴『黒雪』さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!!! (2021年9月14日 1時) (レス) id: dfe7ff6721 (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - これからも更新頑張ってください! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - はじめまして、とても素敵な作品です! (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年7月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白帆の麦 | 作成日時:2020年10月5日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。