6話 ページ7
「それはねトレイくん、頼まれたんだよ
クルーウェル先生にね」
「クルーウェル先生にか？」
「まぁ。正確に言うと僕から頼んでくれと言って頼まれたものなんだけど
実はクルーウェル先生と学園長が話している内容を偶然聞いてね
先生達曰く
来月に夕貌の花がくる予定だったんだけど、相手が間違いをおこして夕貌の花がこなくなってしまったらしくてね
困ってるようだったから僕が任せてくれと申し出たんだ」
「事情は分かったが、マーリンでもその花は難しいんじゃないか？」
「たしかに育て方によっては夕貌の花はすぐ枯れるだろう、この花はとてもデリケートだからね
クルーウェル先生にも不可能だと言われたよ
でも僕は花のお姉さんだからね、この花だって完璧に育て上げてみせるさ！」
「おお、花の君、たとえ不可能と言われても育てるというその心！実にトレビアン！」
マーリンのその言葉と心意気にルークは目をキラキラさせ称賛した
ーーーーーーーーーーー
後に部活が終わり、トレイがマーリンを寮まで送っているときトレイは部活のとき思っていたことを言った
「なぁマーリン、まさかだが、その花を育てる理由は貴重な花で貰えるからとかか？」
「おお！よく分かったねトレイくん！」
「はは、だろうと思ったよ
マーリンが何の得もなく自分から頼まれにいくのはおかしいと思ったからな」
そうマーリンがただ相手が困ってるとかで安易と助けるわけないとトレイは思っていた
マーリンは案の定自分に得があるから育てると申し出ていた
「先生に育てた暁には花を一輪貰うという約束を交わしたよ！一輪だけあれば何個だって種を入手できるからね！」
この花は育てるのは難しいが咲かせるのに成功し枯れさせれば、種が複数手に入れることができる
マーリンはそれが目的だったのだ
「そう言うことだろうと思ったよ」
トレイは苦笑いで言った
「本当に咲かせることができるのか？」
「もちろん、楽しみにしていてくれ！」
2か月後、マーリンは本当にその花を咲かせ、花を一輪もらった
ーーーーーー
花の名前はてきとうでぇす！
すんません
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アテネ - これから更新するんですか？ (5月21日 21時) (
レス) @page32 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
白帆の麦 - 宵崎夜鶴『黒雪』さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！！ (2021年9月14日 1時) (レス) id: dfe7ff6721 (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - これからも更新頑張ってください！ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
宵崎夜鶴『黒雪』 - はじめまして、とても素敵な作品です！ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 195fc26f4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年7月1日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白帆の麦 | 作成日時：2020年10月5日 11時
