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風邪 ページ7

次の日。

やっぱり彼女は休みだった。

今朝は連絡なかったし、寝込んでいるのだろうか。

千夏「昌哲くんおはよう。Aから

伝言もらったよ。

朝は寝ちゃってるだろうからって。えっとね、

『まだちょっと熱が下がりそうにないから、今日も

休むと思う。心配と迷惑かけてごめんね。

明日、きっと学校行くから!心配しないでね!』

って。

Aね、昌哲くんに無理させてんじゃない

かって心配してたよ〜」

昌哲「千夏ちゃん、わざわざありがと。

そーだったんだ。全然無理じゃないし、

俺の方が行かないと落ち着かなかったから。

Aにも言っとくわ。」

千夏「どーいたしまして!うん、頼みます!」

Aの友達から、伝言を聞いた。

Aは頼ったり、甘えたりするのを

迷惑だと思われるのが怖くて、できないのかもしれない。

はたまた、もう頼りすぎてる、甘えすぎてる、と思っているのかもしれない。

そんなこと、全然ないし、むしろ、もっと頼って、甘えてほしいのに。

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作者名:うる | 作成日時:2019年8月16日 0時

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