気づいてないのは本人だけ...

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ソジュンside









ｺﾝｺﾝ







ヨソン「ヨソンです。ソジュン連れてきました。」








ヨソン先生が声かければ、年上の男の人の声が聞こえた









？「どうぞ。」









中に入れば…








普通の中年男性









ん？







この人…秘書とか？







と思っていれば









社長「イ・ソジュン君だね。私はここで社長をしているものだよ。よろしくね。」









…







え、この人社長？








風格とか…






ないんだけど…








アイドル事務所の社長とは思えない…ような？









とりあえず挨拶しなきゃな









『イ・ソジュンです。よろしくお願いします。』









ぺこりと頭を下げ、1歩気持ち程度ヨソン先生に近づく






対人は苦手だ





特に初対面はね





ヨソン先生は出会って2日目




社長は数分





結果、ヨソン先生の方がいいと俺は判断した









社長「あぁ、よろしく。顔合わせときたかっただけだからね。もういいよ。」









…これは嫌われたやつか？






君もういらないとかそーゆーの？







こいつ地味だしなー的な？







一応オーディション受かったんだぞ俺






地味なやつだけど精一杯頑張るんだからな





少しは期待しとけよな







…ま、地味男ソジュンにはこれが普通の反応か





俺はそう思い








『分かりました。失礼します。』






そそくさと退散することに








ヨソン「制服とかは事務所1階の窓口に行けば貰えるならな。

あ、ユンギはレッスン室使ったりしてるみたいだし、ソジュンも使うなら窓口で空いてる部屋借りたりすればいいさ。」








俺が出ていく前にヨソン先生は早口でそう言った









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