気づいてないのは本人だけ...

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ソジュンside









ユンギが座り込んでたので覗き込んでみれば...









2種類のシャンプーを手に取り悩んでいるようだった









いや、なぜここでシャンプー？！







おれは堪らず









『な...なんでシャンプー？』









するとユンギは








ユンギ「あ？…あー…シャンプー忘れてさ、買わないとなって思って…」









なんと









ユンギはシャンプーを忘れてしまったらしい









え、だったら...









『え…なら俺の使え…ば？』









だってそうだよね？








コンビニって高いし、どうせ一緒に住んでるんだから使えばって思ったんだけど...









もしかしてこだわりでもあるのかな？？







それだったら悪いなって思い、言い直そうと思ったら…









ユンギ「お！マジ？たすかる」









そう言ってパッと立ち上がったユンギ









ユンギ「ありがとうな、今日届く分に入れてなかったみたいでシャンプーだけなくてさ...

明日届くと思うから買うのもったいないのかなとか思ったんだけど...

ソジュンが貸してくれるならよかった

実際、無駄な出費はきちぃし…」









とのことだ









それはよかった。







勇気を出してユンギに提案してみてよかったよ






対人が苦手な俺の勇気が無駄にならずにすんだ









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