オドントクロッサム【fkr×kwmr】 ページ9
河村side
「河村、好きだ」
『…え？』
福良から唐突に言われたその言葉
寒い寒い風が吹くような季節
今日は福良と外回りの仕事へ向かった。その帰りイルミネーションを福良と見ていた時
『そりゃ、僕も好きよ。なんで改まって？』
「違う、そういうことじゃない」
じゃあなんだよ、と少しイライラした。
が福良の真剣な目に心奪われた。
あいつってこんなかっこよかったけ…？
「俺と、付き合って欲しい」
『へ…？』
いつもより少し、いやかなり変なことを福良が言っている。
普通なら笑っていじってやるのだが今日はそうする気にはなれなかった。
冷たい風がびゅーびゅーと吹き込む。
「で、どうなの？返事は？」
福良が僕の方へ近づき手を取る。
あったかいなと思ったのは束の間。僕の手は福良に固定されてしまった
逃げることができない。決断すべき時なのか…な？
頭がこんがらがって上手く言えないけど、、
『え…っと、、わかんない…。返事は…福良をちゃんと好きになってからしたい。』
正直言って曖昧な返事しかできない自分は情けない
僕がもし福良と付き合ったらどうなるんだろう、まあ間違いなく釣り合わないな
福良がすごいから
なんて悩んでいると、僕の頬へ手が伸びてきた
「そっか…河村らしいや」
福良は僕の頬に軽いキスを落とした
『ふふっ、ありがと、』
僕たちの周りのイルミネーションはまるでオドントクロッサムのような色に染められていた
綺麗な紫色があたり一面にね
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野桜いちご - お気に召していただき本当によかったです！あと一話kwkmさん視点で続くのでお楽しみに！！ (4月4日 20時) (
レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
かい - 読みました。本当に最高です…！！ありがとうございます、あなたの作品が大好きです！ (4月3日 11時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
かい - 大丈夫です！ありがとうございます！！ (3月15日 20時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
野桜 いちご - かいさん» リクエストありがとうございます！結構時間が空いてしまう可能性があります。ご了承ください。 (3月14日 20時) (レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
かい - リクエストよろしいでしょうか？izkmの依存が見たいです…お願いします！ (3月14日 20時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野桜 いちご | 作成日時：2023年10月15日 17時
