コリウス【mn→gn×ﾓﾌﾞ】 ページ4
問side
『言ちゃん、本当に行っちゃうの？』
言ちゃんは引っ越しの準備をしている。言ちゃんは作業する手を止め、こちらを向いた。
そして少し笑って、
「そうだよ。」
と答える。また段ボールと向き合い、荷物を詰めていく。
来週から彼女さんと同棲することになったらしい。
言ちゃんは元々僕の家の居候？みたいなものだった。
そんなことより僕は言ちゃんが大好きだ。言ちゃんも僕のことを好きだと思う。
けど“僕の好き”と“君の好き”は違う。
君は家族として、兄弟として。僕は…
伝えたいけど、言ちゃんの迷惑になるのは嫌だ。
ーー
言ちゃんが出かける少し前。急に寂しさが込み上げてきた。
思わず言ちゃんに抱きついてしまった。
「！？どしたの。問ちゃん？」
少しびっくりしてたけど僕の頭を優しく撫でてくれた。
ゴツゴツした手。凄く落ち着く。
『…言ちゃん。大好き、』
言ちゃんはニコッと微笑み、
「俺も、大好き」
言ってくれた。まあ最後まで本当の意味、気づいてもらえなかったなぁ
気づいて貰ったからと言ってなんとかなる訳ないけど。
あーあこの時間が永遠に続けばいいのになぁ
ーー
言ちゃんが家を出てってから1ヶ月。やっぱり一人だと寂しいし心細い。
いつも何処でも気がついたら隣に居たから。
寂しい気持ちに浸っていると、場違いな程平和なチャイムの音が聞こえた。
ピンポーン
『？はい。』
出てみると、涙が溢れそうになった。言ちゃんだった。
僕に手紙を渡しにきたそうだ。
「問ちゃん！おひさ。これあげる」
そういい、僕に手紙をくれた。綺麗な封筒で花のシーリングスタンプがキラキラ反射していた。
後で読んで。それだけ言い残し行ってしまった。
手紙読もうかなぁ
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野桜いちご - お気に召していただき本当によかったです！あと一話kwkmさん視点で続くのでお楽しみに！！ (4月4日 20時) (
レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
かい - 読みました。本当に最高です…！！ありがとうございます、あなたの作品が大好きです！ (4月3日 11時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
かい - 大丈夫です！ありがとうございます！！ (3月15日 20時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
野桜 いちご - かいさん» リクエストありがとうございます！結構時間が空いてしまう可能性があります。ご了承ください。 (3月14日 20時) (レス) id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
かい - リクエストよろしいでしょうか？izkmの依存が見たいです…お願いします！ (3月14日 20時) (レス) id: d6f759f36a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野桜 いちご | 作成日時：2023年10月15日 17時
