作戦 ページ24
寧「だけど、誰がそんなことを…？」
花「わかんないからカイギ開いたんだよ、レイカ姉さんは来てくれなかったけど…」
そう言いながら花子くんは、相変わらず手を握っている零華に視線を向けるが、零華は目を瞑って話を聞いているだけ
花「む〜、まァ、それで俺思いついたんだけどねー」
そう言った花子くんはようやく零華の手を離して、散歩ほど前に出てから、みんなのいる方向を向いて
花「一度さぁ、七不思議ぜーんぶなくしちゃおうとおもうんだ！」
光「ん？」
寧「え…」
土.ヤ「………」
レ「…？？？」
土籠先生とヤコさん以外の、私を含めた三人(零華までもが)がはてなを顔に表しているからか、花子くんは説明を始める
花「前に説明した通り…七不思議はそれぞれ専用の境界と、その力の源たる“神の依代”を持っていて
依代を破壊されると大幅に弱体化、七不思議としての機能を失うことになる
二番の時は、暴走したから依代を壊したけど…これからは暴走する前に壊しちゃおうって思うんだ
そうすれば、裏切り者を特定する必要も、暴走する心配もなくなる
問題が解決した後、もいちど任命すればいい」
土「…随分乱暴な解決方法ですね」
花「この学園には、コワーイ祓い手がいるんだよ、そっちに存在ごと消されるよりはよくない？」
ヤ(何があったの？)
レ(あぁ、あのガキか…)
一通りの説明の後、花子くんはわたしの方に来ながら
花「依代を壊せるヤシロがいるなら話も早いや、てことでぇ、土籠、依代ちょーだい？」
と言いながら私の手でポーズをとるにです
ところが土籠先生は
土「…断る」
なんていうのです…
しかし
土「と言いたいところだが、俺ァ荒事は好かん、この書庫を依代探しの名目で荒らされるのも御免だ」
ヤ「アンタ喧嘩に弱いだけでしょ、正直に言いなさいよ」
土「黙れ、エキノコックス」
土籠先生がヤコさんを寄生虫扱いすると、ヤコさんは思いっきり土籠先生の頭に噛み付きました
…血、出てるけど大丈夫かなぁ？
土籠先生は、そんなことお構いないように、
土「依代を渡せと言うなら応じよう、ただし、条件付きだ」
花.寧.光「ジョーケン？」
土「俺は知りたがりな怪異でねェ、ここ“16時の書庫」は、学園にまつわることなら過去から未来まで、全ての知が集積している
たとえ一時でもこの書庫を俺から奪うと言うのなら…それに見合う情報を寄越せ」
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桜並木(プロフ) - 紗理奈さん» ありがとうございます (2020年9月16日 0時) (
レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
紗理奈 - めっちゃおもろいです! (2020年9月13日 21時) (レス) id: 38501a419f (このIDを非表示/違反報告)
桜並木(プロフ) - 花っち�擦気�» ありがとうございます！！そう言ってもらえるのはじめてなのでめっちゃ嬉しいです！これからもマイペースではありますが更新させていただきますので、楽しみにしていただけたら幸いです(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年2月3日 19時) (レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - えっと、文才の大洪水ですね(アホ)めっちゃおもしろいです！応援してます！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜並木 | 作成日時：2020年2月2日 11時
