五番目の噂 ページ14
こんにちは、八尋寧々です！
実は昨日、図書室で花子くんの彼女(仮定)さんに会いました
その人は、『七不思議の五番のところに行けば、花子くんについてわかる』というのです！
でも私、七不思議の五番目の話って知らないんだよね〜
だから今は葵に聞いています
葵「知ってるよ！」
寧「本当⁉どっ、どんな噂⁈」
葵「んふふ〜、寧々ちゃんったらほんとに好きね♡」
寧「えへ…」
葵「いいよっ、教えてあげる」
七不思議の五番目、“16時の書庫”
この学園の図書館には、16時にだけ入れる特別な書庫がある
書庫にあるのは、人の名前がついた本
書かれているのは、その人が学園にいる間の記録
これまで何をしたのか
これから何をするのか
過去も未来も、全てが描かれているのです
寧「全ての記録…」
葵「先のことまで書いてあるなんて、ちょっと気になっちゃうよね！」
零「私もそれ知ってる！もしその書庫があったら、自分以外の人の本も読んでみたいかも！」
今まで黙って成り行きを見てくれていた零華が話に加わった
葵「あ、それなんかわかるかも〜！寧々ちゃんはどう？」
寧「わわ、私は…、私も、他の人のが読んでみたいかな…」
零「やっぱりそうだよね〜」
葵「好きな人のことは、気になるもんね♡……でも、もし“16時の書庫”に行くなら気をつけなくちゃダメだよ」
寧「……気をつける？」
零「あぁ、あれでしょ、書庫には白、黒、赤の三種類の本があって、白は生きている人、黒はもう死んだ人のことが書いてあって、その二つを読むぶんには何も心配はいらないけど……」
葵「そう…赤い本だけは、絶対に読んじゃいけないんだって」
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桜並木(プロフ) - 紗理奈さん» ありがとうございます (2020年9月16日 0時) (
レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
紗理奈 - めっちゃおもろいです! (2020年9月13日 21時) (レス) id: 38501a419f (このIDを非表示/違反報告)
桜並木(プロフ) - 花っち�擦気�» ありがとうございます！！そう言ってもらえるのはじめてなのでめっちゃ嬉しいです！これからもマイペースではありますが更新させていただきますので、楽しみにしていただけたら幸いです(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年2月3日 19時) (レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - えっと、文才の大洪水ですね(アホ)めっちゃおもしろいです！応援してます！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜並木 | 作成日時：2020年2月2日 11時
