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はないちもんめ ページ5

yb「あの…伊野尾って」



in「俺?



雲外鏡」



鏡の中は普通の部屋だった



hk「ここにあるの全部いのちゃんのコレクション。



そこらへんから拾ってきた」



in「その言い方ひどくない?



人間の忘れ物をもらってっただけだよ」



yb「これって…」



中にはブランドものの時計やそこら辺にありそうなオルゴールがあった



in「人間の忘れ物って面白いね。



俺らには考えられないものがたくさんあるんだもん」



伊野尾はそう言ってソファに寝転んだ



hk「ほんと飽きないよな、こんなことして」



in「暇だからこんなことするの」



yb「そうなんだ…」



そう言うと伊野尾は何かを発見したのか俺をバッと見た



yb「な、何?」



in「それ」



それ?



俺が辺りを見渡すとポッケに目線が入ってるのがわかった



yb「もしかして…これのこと?」



ポッケの中に入っていたのは昔もらった万年筆だった



in「それ、何?」



yb「これは…万年筆なんだけど。



なんか紙とかある?」



hk「はい」



yb「これ…めっちゃ有名な本なんだけど」



光が出したのは俺らにとって有名すぎる人が書いた本だ



yb「本当にこれに書いていいの?」



hk「ここにあっても価値なんてないに等しいからな。



何に使っても問題ないよ」



俺はしぶしぶ後ろのまっさらな紙に書くことにした



yb「これはこうやってものを書くときに使うものなんだ」



in「すげぇ…ねぇ、これちょうだい‼」



伊野尾はキラキラした目で万年筆を見る



yb「えっと…」



in「じゃ、じゃあこれ‼



これあげるから‼」



伊野尾が出してきたのはものすごく高価な宝石のネクタイピンであった



確かに…仕事帰りで寝てここに連れてこられたからスーツのままなんだけど



yb「別に代わりのものが欲しいっていうわけじゃないんだ。



万年筆くらい、あげるよ」



in「タダでもらえない‼



これ、お代‼」



俺は困って光を見る



hk「…もらってあげたら?



いのちゃんもそう言ってるし、物は使ってくれた方が嬉しいと思うな。



俺、嘘つかねぇし」



yb「…わかった。



物々交換ね」



俺は伊野尾に万年筆をあげて、伊野尾は俺にネクタイピンをくれた



in「ありがとう‼」



鏡から出て、伊野尾と別れる時も伊野尾は大切に万年筆を持っていた

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慧jump(プロフ) - きいろたんさん» コメントありがとうございます!!期待以上と言っていただきとても嬉しいです!! (2021年6月26日 7時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
きいろたん - めっちゃ面白かったです!!!!!!!期待以上でした!!!!! (2021年6月25日 22時) (レス) id: ccb27498bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作成日時:2021年2月21日 23時

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