検索窓
今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:15,585 hit

21*Daiki ページ1

Aごめん、今ちょうど引越し業者さん来ちゃった!
荷物少ないし多分30分くらいで終わると思うねんけど、
待たせるの悪いし、スーツケース取り行くよ!




大毅まだ時間あるから、待っとるで。
終わったら持って行くから教えてや〜




朝飯を食ったあと、朝8時くらいに俺ん家を出て、
Aの家の近くのパーキングに車を停めた。



流石に引越し業者に見られる訳にはいかんから
車の中で音楽をかけて歌いながら待ってると



30分後にAからお待たせとLINEが来た。



俺はトランクからスーツケースを取り出し、
Aの部屋へむかった。



オートロックを開けてもらい、
部屋の前まで着くとドアが開いた。



「ごめんね!お待たせ!」



「ええよええよ、おじゃましますう」



「スーツケースもありがとう!リビングのソファ座っといて〜!今お茶いれるね!」



Aは部屋の隅に置いてある6つの段ボールの中から
ケトルとティーバッグ、マグカップをふたつ手に取り、
キッチンに行った。



俺は言われた通り、ソファに座ってふうと一息ついて部屋を見渡すと、小さい段ボールのひとつに”west”と書いてあるのを見つけた。



「ん、なんやこれ」



すでにガムテープが剥がされていたので、
中を開いてみた。



ジャニーズWESTの今までリリースしたCD、アルバム、ライブDVDや俺の出た映画のパンフレットやドラマのグッズ、
ライブのグッズまでギッシリ詰まっていた。



さらには、ダンボールの隅にいくつものうちわが
立てかけてあった。



一つ一つ取り出して見てみると、
全部、歴代のライブで売り出されてる俺の顔のうちわだった。

22*Daiki→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
342人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スイセンノウ | 作成日時:2022年1月18日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。