【刀剣乱舞】顔を綻ばせる審神者は幸せを噛み締めるらしい。参

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長谷部side




長谷部「なんだこれは…」





主の仕事を受け入れたのはいいがあまりの量の多さや複雑さに頭を抱える。






こんのすけ「ふっふっふ。難しいでしょう！主様も初めはてこずっていましたよぉ！」






そこら辺でうろついていたこんのすけを捕まえてわからないところは聞きながらやる。



何故か誇らしげなこんのすけを横目に書類と睨めっこする。






こんのすけ「主様が書いたものを持ってきたので参考にしてください！」





ありがたく受け取り目を通す。




一日の始まりから出陣する刀、内番の刀、それらの報告や手入れの報告まで細かく書いてある。




飯の感想まで…律儀だな。




今は何もいべんとが起こってないからいいが起こっている時は倍ぐらいの仕事がある。






長谷部「…これは、俺たちの…」





話したこと、嬉しかったこと、誰かが無理をしたときに悲しかったこと沢山書いてあった。本当に小さなことまで。ある時短刀がこの部屋の前で転んでしまったとか。心配する声も書かれていた。





こんのすけ「対面して話せぬ時も主様はいつだって皆様のことを考えていました。お見せは出来ないですが、主様の自室には今まで頂いた報告書、手紙、物全て保管されています。」





それを聞いて俄然やる気が出た。






こんのすけ「さぁ！一緒に頑張りましょう！」




長谷部「あぁ。」

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