【刀剣乱舞】顔を綻ばせる審神者は幸せを噛み締めるらしい。参

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夜も更け、皆に酔いが回ってきた頃





南泉「ちょっと前までのオレに花見のことを伝えたらひっくり返るだろうにゃ〜！」





お酒が入りいくらか気が大きくなってる南泉さんが可愛い。





貴「ちょっと前の私に言っても驚くだろうにゃ〜」





ｷﾞｭｲﾝ




先程まで各自好きなことをしていたのに私の言葉で注目が集まる。





加州「待って待って待って！主可愛すぎるでしょ！！」


乱「えーん！録音しとけばよかった！」


南泉「…初めてこの呪いにかかって得した…にゃ。」





ガチャガチャとまた騒がしくなる。




もう一回！と強請られたが恥ずかしいので遠慮して置いた。









酔いの威力を知った。








そして意外に短刀が酒豪であることを知った。







話を聞くと「いつもは一兄の夢を守るために飲まない。」らしい。良く考えたらいくら見た目が幼いとはいえ、私よりも遥かに年上であるから当然である。





大変なんだなぁ。









こうやって関わること幸せだ知ったのは審神者になってからだった。包み隠さなくても認めてくれて私のことを見てくれる。気持ち悪いどころか綺麗だと言ってくれる。



我を忘れて、命をかけて戦った時こんなにも私の中での存在が大きくなっていることを知った。



目を覚ました時、こんなにも私のことを大切にしてくれているのを初めて理解した。



政府に行った時、人の醜さ、愚かさ、美しさを知った。強く自分を持つことの重要さを知った。



酒呑童子、茨木童子に会って昔から支えてくれていた存在を知ることができた。



受け入れがたい現実も周りが支えてくれたからこそ乗り越えられることができた。打ち明ける心地よさも知った。

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