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ﾊﾞﾁｨｯ
貴「！！巴さんその刀を！」
ぶつかり合って弾けた音がした。
急いで巴さんから刀を受け取り、顕現体制に入る。
周りの人は勿論置いてけぼりだ。
貴「このような場での顕現をお許しください。」
誰かの制止の声も聞かず霊力を流し込む。
ﾊﾟｧｧｧｯ
桜が舞った。いつ、何度見てもこの光景には胸が躍る。
『……鬼丸国綱。夢で見たんだ。あんたのもとに鬼が来ると……』
まさかの鬼丸さぁぁぁん！！嬉しいけど！？
貴「初めまして。落雁と申します。あ…」
顕現したてでどこかぼんやりと私の言葉を聞いていた鬼丸さんの顔が一転する。
事情を知っている刀も青ざめた。
鬼丸「ほぉ？どうやら今回の主は鬼に好かれているらしい。俺がきた甲斐があるな。」
ぎゃぁぁぁっ！！だよね！？分かった分かったから抜かないで！！！
収集がつかないカオスな状態に政府に行った後の疲労も加わりふらついてしまう。
加州「主！！」
ﾊﾟｼｯ
また加州さんに受け止められてしまった。
貴「あぁ、ありがとうございます。流石に疲れちゃったなぁ。」
参った参ったと体制を立て直す。
あまり深く考えずに言ったことだが、謝罪じゃなくてお礼が言えるぐらい慣れてきたんだなぁと現実から目を背ける。
貴「あれ？何かおかしなこと言いましたか？」
私は周りの空気を凍らせる力があるのか。
固まったように動かずどんどん青ざめていく刀達。
加州「…た、大変だ…」
山姥切「っ総員手分けして動け！！加州と大和守は主を部屋に運べ。今動ける短刀は先に部屋に行き布団を。燭台切と歌仙は何か食べるものを。それ以外のやつは今まで通り内番と井戸の水を汲みに行ってくれ。それと今此処に来れていないものに主の現状を伝達してくれ。」
貴「え。へあ、ちょああああああああああ！！！！」
山姥切様の声に了承の声をだし動き出す。
それに伴い私の体は担がれ、動き出す。
山姥切「…はぁ。鬼とはいえ客人だ。俺が責任を持って案内しよう。髭切。今回は納めてくれ。」
髭切「…しょうがないね。主も心配だし。でも、下手に動いてみろ。ただじゃおかない。」
膝丸「鬼丸殿の案内は俺らが承ろう。」
そんな会話が聞こえてきたので一安心する。
でもさ
貴「加州さんっ！！歩けます！！」
加州「だめだよ！！あと清光がいい！！」
大和守「え！僕も！！」
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ぽんちょ - すごくおもしらいです 和泉守さんです (2021年12月8日 21時) (
レス) @page4 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 推し言います。獅子王・伊達組です！もしよろしければ今後出してみて下さい！ (2021年12月1日 8時) (レス) @page4 id: c9bcda61dc (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 水無月 リムさん» ひえっうえ、う嬉しすぎますっ！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！！ (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 氷牙さん» 来派書かせて頂きました…書きながら色気にやられました…つおい…… (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Aliceさん» 任せといてください！(？？) (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/rkrn_sakuya
作成日時：2020年2月27日 1時
