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井原「ここでございます。」
不和さんも加え、たどり着いたのは大きな扉の前。
井原「私はこの中には入ることは出来ません。」
そういい、後ろに下がる井原さんにお礼を伝え、また終わり次第案内をしてくださるとのことだったので軽く済ませた。
不和「なに緊張しなくていい。ありのままあったことを報告すればいいんだ。」
貴「は、ははははい。」
声が震えすぎておかしなことになっている主を苦笑いで二振りが見つめ、一人は呆れながら扉を開けた。
緊張する。でも、舐めめられるわけにはいかねぇ…と腹を括り前を向く。
ｷﾞｨｨ
開かれた扉の向こうは会議室になっていて約20人が座っていた。
…どの人も政府の幹部レベルだろうか。そう思う位の圧があった。
不和「お待たせして申し訳ございません。医療部の不和 蒼です。こちらが、」
不和さんの畏まった態度なんて初めて見た。余程の人達なんだろう。と思うと緊張が増したが、不和さんに話を振られたからには言わなくては。
貴「審神者、落雁である。足を運ばせたにも関わらず、その態度とは如何なものか政府の者よ。」
…………………
っああああミスったぁああああ！！
うそ、馬鹿なの自分？あっ、馬鹿だったけどそこまで馬鹿だったのか、この馬鹿！！(？)
皆ぽかんとしている。
連れてきた二振りまでも。
だよね！！！！こんな小娘にこんなこと言われると思わないよね！！！ほんとごめん！！！怒んないで！？
全然そっちから表情見えてないだろうし、(顔に紙着用。なぜか付けて行けと皆に言われた)表情に出てないけど心の中大荒れだよ！！
？「これは…申し訳ございませんでした。落雁様。」
そう声を掛けてきたのは座席で言うと一番偉い人、見た目は若くどこかおぼつかないけれどその雰囲気は首そのものである人。
やっべぇ社長ですか？えっなに、社長じゃないよね、政府の一番上ってなに？総理大臣？
その人が立ったと共に他の人も全員立ち、丁寧に頭を下げてくる。
横にいた不和はさっきまでとはうってかわり、別人のような風格、気品、圧に圧倒されながらもあれだけの本丸を作り上げたことに納得した。
二振りはこれがあの戦に出た者が言っていたことかと確信し、また、この人の子が主であることに改めて喜びを感じた。
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ぽんちょ - すごくおもしらいです 和泉守さんです (2021年12月8日 21時) (
レス) @page4 id: 28b6274f8d (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 推し言います。獅子王・伊達組です！もしよろしければ今後出してみて下さい！ (2021年12月1日 8時) (レス) @page4 id: c9bcda61dc (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 水無月 リムさん» ひえっうえ、う嬉しすぎますっ！！ありがとうございます！！！ありがとうございます！！！！！ (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 氷牙さん» 来派書かせて頂きました…書きながら色気にやられました…つおい…… (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Aliceさん» 任せといてください！(？？) (2020年4月25日 17時) (レス) id: 858c079785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/rkrn_sakuya
作成日時：2020年2月27日 1時
