ある日私は虹に心を奪われた (ページ8)

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出会い(1) ページ8

9人の観客

ライブなんてとても言えないかもしれないけど

けど

アイドルというものが何なのか、少しだけ分かった気がする。

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No side

陸「つ、疲れたー！！」

環「ほんっとう、めっっちゃ疲れた」

織「そうですね…」

ライブを終えた7人がゾロゾロと楽屋に入る。

ナ「皆サーン、お疲れ様でした！！」

三「おう！でも、やばいくらい楽しかったな！！」

環「な！！」

ライブの後の余韻が抜けきれず興奮気味にライブの感想を言っていく

壮「観客の方も楽しんでもらえましたかね？」

大「あぁ、多分な」

織「七瀬さん、とてもいい声でしたよ」

陸「えへへ、ありがとう！！」

ナ「会場に一体感がありました！みんなでその場の感情を共有しているみたいで私、とてもワクワクしました！！」

環「みんな楽しいって思ってんの伝わってきたよな！」

ナ「Yes！とても楽しい時間でした！」

しばらくたって落ち着いてきた時、陸が静かに呟く

陸「……前にいた女の人、泣いてたね」

大「あぁ、そうだな」

誰も答えない中大和が答える

陸「っ、俺たちの歌に、感動して泣いて……くれたのかな…？」

大「…そうかもな」

三「あー！もう！！っ泣くなよぉ～！！っう！」

陸「えー！みっ、三月も、泣いてるじゃん！」

三「仕方ねぇだろ！？嬉しいんだから…」

ここにいる全員が同じ気持ちだった。

自分達の歌で感動し、泣いてくれる人がいる。

その事を知り、胸がいっぱいだった。

織「とりあえず、2人とも泣きやんでください」

環「ん？どしたん、いおりんもらい泣きしそうだから？」

織「違いますよ！！マネージャーがきた時泣いていたら心配するでしょう！！」

陸「とか言って…環の言う通り、ッグス、もらい泣きしそうなんだろ？」

織「だから違うと言ってるでしょ！？」

ナ「Oh イオリは素直じゃありまセン」

織「うるさいですよ！！」

大「まぁまぁ、イチ、落ち着けって」

三「まぁ、何がともあれ俺たちには人を感動させる力があるっていう事だ！

　心機一転！これからも頑張ろうな！！」

メンバー「「「あぁ！/おう！/はい！/Yes！！」」」