陽光と蒼。�� ページ39
〜Aside〜
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｢取り敢えず、これ渡しとく。安全装置はこう、それで弾はこう詰める。俺は銃なんてよく分かんねえから適当に弄っといて分かんなくなりゃそこら辺にいる誰かに聞いといてくれ。
……間違っても車内で誤爆しないようにな。｣
そう言う中原さんに大丈夫ですよ、と少し笑ってみせる。
｢取り敢えず…行くか。Aは俺と一緒に行動しろ。｣
そう言うと皆分かっているようで、黒服達は一斉に何処かへ向かってしまった。
｢今回は大人数で行く割に場所が遠い。流石に皆でバス乗って行く訳にも行かねえから数台に分かれて車で行く。不審がられないように時間差で出るから、俺らはもう一寸後だ。｣
そう態々説明してくれた中原さん。
そりゃあ仕事の説明なんてして当然か。
少しぼうっとし乍突っ立っていると突然太宰さんが
｢ねえ、えっと…A、さん？否さんは可笑しいか、Aちゃん？えっと…｣
｢Aでいいですよ｣
｢あそう？ならAって異能、使ったことある？｣
突然聞かれて暫く考えてから、親を殺す時は結局中原さんに抑えて貰ってたな…と思い出し乍
｢いえ、使ったことはありません｣
と答えた。すると太宰さんは中原さんに向かって
｢中也、汚濁について教えた？｣
あ…と呆けた顔をする中原さん。
｢全く…随分と可愛がってる癖にそういう事何一つ出来ないようで如何して首領は…まあいいや
A。中也と君の異能『汚れつちまつた悲しみに』。其れには隠された第2形態がある。其れが汚濁形態だ。
発動条件は宿主の詠唱だ。中也が『汝、陰鬱なる帽子の本体よ、改めて我を乗っ取ることな…｣
｢手前嘘吹き込んでるんじゃねえよ巫山戯んな！｣
｢もう煩いなあ…本当に帽子に乗っ取られて死ねばいいのに
兎に角、小さい人は置いといて話を進めると…
汚濁を1度使うと強大な力を得ると共に自我を、制御を失う。だから簡単に使うことは許されないんだ。
其処で、っと紹介が遅れたね。
僕の名前は太宰治。異能力は『人間失格』内容は…異能力の無効化だ。此処迄言えば…流石に分かるね？｣
｢強力な汚濁も異能に過ぎない。
汚濁を自身で制御出来なくても、太宰さんなら止められる、という事ですか？｣
｢ほう…頭の回転が疾い子は嫌いじゃないよ
つまり…だね。私の手を患わせないでね。｣
今自分に宿っている異能が自分を殺しかねないことを、今やっと知った。
自らに向けられた刃の鋭さを知った。
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Lease(プロフ) - お久しぶりです、切愛と申します。突然ですが、2年振りにアカウントを変更してリメイクをさせて頂きます。以後この内容はLeaseに引き継がれますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年10月1日 19時) (
レス) id: 38aa326773 (このIDを非表示/違反報告)
切愛 - 私の端末で問題が発生しています。ログインしようとしてメールアドレスとパスワードを入力したら、その前のページに戻ってしまい、ログインが出来ません。解決方法が分からず、、しばらく投稿出来ないかも…ネタ自体はできているので…少々お待ちください。 (2020年3月31日 9時) (レス) id: a4a2215412 (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - ごめんなさい…投稿全然出来てません…学校休みになりましたので、今後はきちんと投稿させていただきます…どうかお見捨てならず付き合っていただけると大変光栄にございます (2020年2月29日 9時) (レス) id: 582fb3c1a0 (このIDを非表示/違反報告)
神代 雫(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただきましたが、とても丁寧に書かれていて読みやすかったです。これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: ebdbc134af (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - 皆様こんにちは、とうとうお話がいっぱいになりました。次の1話書け次第続編公開するので暫しお待ちを。あと更新出来なくて本当にすみませんでした！これからは更新頻度落ちないように頑張っていきます。まだまだ続きます、これからもどうかよろしくお願いします！ (2020年1月14日 20時) (レス) id: 6f3c1f7dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S/S x他1人 | 作成日時：2020年1月1日 20時
