繋がった先には (ページ14)

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部活に行くと懐かしいを顔を見つけた。

『あれ、合宿終わり？おつかれ』

石川「そう、終わったー疲れたー」

いやめちゃめちゃ爽やかに発言するじゃん
爽やかすぎて本当に疲れたのか疑っちゃうよ

とか思いながらじっと見てたら
石川くんも気が付いたのかじっとこっちを見返してくる

椅子に座ってるから上目づかいになってて可愛い
あかねさんに頼んでブログに載せた方がいいぐらい可愛い
本人は嫌がるから無理だけど

「トリックオアトリート」
『え？』
「だからトリックオアトリート！」

ああ、今日ハロウィンだからか
行事とか興味ない人だと思ってた

『練習終わったらお菓子用意してあるよ』

石「まじｄ大竹「マジで！？」
石「…」
『あ、大竹にはない。』

なんで俺だけ！！、とか言いながら
頭を抱えて地面に沈んでいく姿を見てさすがに笑ってしまう

『嘘だよ、全員分ちゃんとあるから
だから練習頑張ってね』

大「マジで！！」
武智「頑張った分だけお菓子は増えますか！」

『増えません。
でもお菓子のない日も頑張ってたら来年は増えるかもしれません』

道のりなげー、とかブツブツ言いながら自主練を始める2人。
結局素直に練習に行くところ可愛いな、なんて身長に似合わない感想が出てくる

石「俺と話してたのに」
『え、なんか言った？』

ジトっとこっちを見たあと
口をとがらせ何でもありませんとか言う

何でもないって感じじゃないよ
表情と感情が一致しすぎ
と笑っていると、
石川くんは恥ずかしそうに離れていった

耳赤いけどって言いそうになったけど
さすがに可哀想だから言葉にはしなかった