【歌い手】天宮先生【天月】 (ページ26)

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18話ページ26

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「ちょいちょいちょーい！まふくん！前もって言ったけど、切る時は反対側は猫の手！(ひき旅Part1参照)」

「んーこう？」

そういって切り始めたまふくん。

「包丁！包丁の持つ手がおかしい！！その持ち方だと怪我しちゃうよ！？ハァ…」

そうやって溜息をつくと、まふくんは「ごめんね」と謝った。そして、まふくんのスマホが鳴り、まふくんが「席外すね」といって、トタトタと台所を去っていった。

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まふまふside

料理(笑)をしている時、急に僕のスマホに連絡が入ってきた。

天月くんに、「席外すね」というと、リビングに向かいながら、電話の相手が誰かを確認した。

「＿＿＿＿Aちゃん？」

Aちゃんだった。僕は急いで電話に出た。

「ごめんね！Aちゃん！出るの遅くなっちゃって…。それで、僕に何か用かな？どうしたの？」

そういうとAちゃんは、小さな声で僕に聞いたてきた。

「あの…相川さんに相談していいのか分かりませんが…

恋ってなんですか？」

と、唐突に聞かれた。

恋って何？…か。

「僕なりの解釈だと、恋って言うのは、その人のことをいつの間にか思っちゃって、離れたくない。って思うことだと思うんだ。」

そういうとAちゃんは「そうですか…！ありがとうございます！」と言った。

「ねぇ、Aちゃん。

その恋している相手って…

、

、

天月くんだよね？」