【歌い手】天宮先生【天月】 (ページ25)

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17話話ページ25

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僕とまふくんでの作戦会議が始まり、20分がたった。

今僕達は何をしているのかというと＿＿＿＿

「ちょっと！まふくん何してるの！？それいれたらって、ぁぁあああ！！」

「ﾋｬﾊﾊﾊﾊ！！」

一体何があった…！？

＿＿＿＿遡ること10分前

ぐううぅ…

「あ、天月くんもしかして、お腹すいたの？」

そういって肘でお腹をつついてくるまふくん

「そーみたい…んー。じゃあなんか作ろっか。まふくんもお腹すいたでしょ？」

そういうと、まふくんは目を輝かせ、首を縦にふり、「うん！」と元気のいい返事をした。それはもう、耳が痛くなるくらい近くで大きな声で。

「…っと…うん。これならラーメン位はつくれるかな。」

僕は冷蔵庫を開け、材料を確認すると、具と麺を取り出した。

「まふくーん。手ぇ洗ったー？」

そういうと、まふくんは「洗ったよー！」と返してくれた。

「よーし。早速ラーメンつくろっか。まずまふくん、具を切ってね！」

そういって人参を渡した。まふくんは「うん！」というと、包丁を両方の手でもって振り落とそうと＿＿＿＿

「…ってどんな持ち方してるの！？まふくん！！」

…知っていたがまふくんの料理の仕方は非常に怖かった。