【歌い手】天宮先生【天月】 (ページ23)

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15話ページ23

らんまくんside

「ねーねー！らーんまくーん！さっきの妹ちゃん誰ー？」

そういってウザ絡みしてくるのは、俺と同じキャス配信者のＰ丸

「だーかーら！Aだよ！あーｯもう！知られたくなかったのに！」

そういうとＰ丸は「ぬうううおお！」という変な声を出した。どこから出したその声。

「でも妹ちゃんさぁ、その様子だと滅多に電話かけてこないんでしょ？なんか大切な用事があったんじゃない？」

「大切な用事だったとしたらお前のせいだからな」

俺はそうやってズバッと切り捨てた。

一体Aは俺になんの用があったんだ…？

「また今度連絡するか。」

俺はそう呟くと、Ｐ丸との電話を切った

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Aside

「はぁぁぁ…」

私はお兄ちゃんとの連絡を切った後、寝そべっていた。

「…変に思われたよね。絶対」

そういうと、顔を布団に埋めて、足をバタバタさせた。

「お兄ちゃんに迷惑かけるのもなぁ…そうだ！お兄ちゃんの知り合いに女の人がいたら紹介してもらお！Ｐ丸さまとか！」

そういうと私はLINEを開き、お兄ちゃんに連絡を入れた。

Aお兄ちゃん、電話きってごめんね。突然だけどお兄ちゃんの女の人の友達紹介してください!

…迷惑かな。