シャララタンバリン【S.K】

17＿♂side ページ17

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「ごめんなさいは？」


『ごめんね？』


かわいく言うからずるい。

っつうか病み上がりなの忘れてた。
途中で我に返り襲うのを止めた。

『シゲくん？』


「この先はまだお預けだな」


えーなんて言ってるけど
実際酷なのは俺の方。


でも。

パジャマの裾からするっと手を入れ
お腹を撫でる。


ぷにぷにしてて気持ちいから。

『んっ…』

そんな声出さないで。

まぁ出させてんのは俺だけど。


『んふっ！！』

両脇腹をむにっと掴む。


『やめてよシゲくん！』


「ん？」


笑顔で知らないふり。


あぁ、止まんなくなりそーだわ。

どーしよ。

パジャマを胸下までめくり
すぅーっとギリギリの所まで舐めてみる。


『お預けって言ったくせに…』


我慢しながら恥ずかしそうに
俺を見下ろすA。


「ん？お預けだよ？」


『どこまでがお預けなの(笑)』


わかんない。

『もっと上まで』

ってこれまたずるい言い方すんのよ
このお嬢ちゃんは！！

あんまりおねだりしてこないから
オスシゲ降臨しちゃいそうだよ？

「上までなに？」

言わせたいのが男のサガ。

『…しげちゃぁーーーーーん』


上手か！！



「しげちゃん里親に出そうか」

顔をめいいっぱい近付けて
真顔で言うと

『ふふ、やきもちシゲくん』

と鼻を摘まれた。


くっそー

また両手でAの頬に触れ
短いキスを何度もする。


このお口が！！
生意気な口はどの口だ！！


『ひげくん』

唇を塞がれてるAが俺を呼んで


『今日いひにひこうしへはい』


全然読解出来ませんが。


でもわかるよ


俺も一緒だから。


「そうだな」


って返したら


伝わったの？でも言いたげに
目を丸くしてる。


"今日1日こうしてたい"

今日はおうちでゆっくり。


身体は休まらないかもだけどな(笑)

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