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誰かが俺を起こす声で少しずつ意識がはっきりとしてきて 騒がしい声が聞こえてくる。
「あ…、山田やっと起きた」
そう言って安堵の息をついた薮ちゃんとその後ろにいるメンバーみんな。
そして、そのまた後ろに見えてくる気味の悪いモンスターのような者達の群れ。
少し紫色に煌めくミラーボール。
モンスターの群れから聞こえてくる騒がしい笑い声。
幻想のように穏やかに揺れるCandleの光。
「え…ここどこ?」
明らかに現実とは思い難いその光景に、俺よりも少し早く目を覚ましていたと思われるメンバーみんなにそう問いかける。
「俺らもよくわかんない、でも確かなことは俺らはついさっきまで各自 家でのんびりしてたってこと。」
ひかが得意気に笑ながらそう言ってくれるけど 多分そのことはもうみんな自分の服装やら、記憶やらで憶測ではあろうと わかってると思う
「…え、何みんなもう知ってた感じ?」
少し笑いを含んだ声でそう言ったひかにみんなで頷くと えー、なんて言って顔を伏せ始める、
「…それより、ここでどうすればいいの?俺怖い、」
そんなひかのことも見ていないのか、圭人が泣きそうな声でそう訴えてきた途端 俺らの元に誰かが飛び込んできた。
「え、誰!?」
大ちゃんが相変わらずうるさい大声でそう叫びながら後退りする、
そんな大ちゃんをみて、みんなも少し後退りをした。
「いったー!着地失敗しちゃった…
え、誰?」
俺らの元に飛び込んできたと思われるその人物が俺らの方を振り返りながらそう言ってくる。
だけどそんな言葉よりも先に俺らの意識を奪ったのは目の前に立つその人物のビジュアル。
とても綺麗な目。
そして、着こなしにくそうな蜘蛛の巣のドレスを着こなした女性。
「え、何喋れないの?…てか人間?
なんでここ来れたの!?まぁいいや
こっち来てよ」
俺らが唖然としていると 一人で勝手に謎の納得をした彼女はキバを見せながらニッコリと微笑んできた。
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あなちゃん(プロフ) - danceがbanceになってますよ! (2017年10月31日 20時) (レス) id: a584e3a8a5 (このIDを非表示/違反報告)
麻珠@『JUMP防衛隊』(プロフ) - すごく面白かったです! (2017年10月31日 16時) (レス) id: 3ddd68d214 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロールケーキ裙 | 作成日時:2017年10月31日 0時