眠りから覚めて �� ページ15
途中のCMの時に母が言った。
「めちゃくちゃ素敵なライブだった。みんなキラキラしてて、本当に私は彼らと同じ時を過ごしてきたのかな？それならすごいよね。あとね、なぜかわからないけど、かわいいボーカルの人、見てるとなぜか切なくなる。なんでだろ？」
父「お父さんはね、ボーカルでも、金髪の筋肉質な陸くんが好きなんだよね。」
母「お母さんは、壱馬くん推しなのよ。きっと紗良は、北人くん推しなのかもね？その人は吉野北人くんっていうの。でもね、彼はやめなさい。というか、ほら、樹くん！どうだった？ほんと素敵だよね〜。お母さん、アーティストとしての推しは違うけど、樹くんが私たちは一番好きよ。」
「藤原さん、いつもと違ってた。でも、ほんときれいだよね。」
「ね、正月は藤原家に行くんだから、藤原さんだとみんな反応しちゃうよ？あなたね、樹くんのことをいっちゃんって呼んでいたのよ。次の電話で呼んでみたら？」
CMが明けてライブが再開した。
テレビの向こうの藤原さんにいっちゃんと心の中で呼んでみる。あれ？しっくりくる気がする。
ライブ後、アフタートークも見た。しばらくして、テレビ電話がきた。出るとさっきまでテレビの向こうにいたランペのみんながいた。
樹「紗良さん。どうでした？楽しんでもらえましたか？」
その後ろで紗良〜と押しのけあいながら映り合うメンバー。仲良しだな〜(笑)
「すごく楽しかったし、かっこよかったよ。いっちゃん。」
思い切っていっちゃんと呼んでみた。驚いた顔をするいっちゃん。
樹「今、いっちゃんって呼んでくれましたよね？嬉しいです。ずっと藤原さん呼びで寂しかったんで。」
「両親がね、私は藤原さんのこといっちゃんって呼んでたって。だから思い切って呼んでみた。」
照れながら言うと、後ろのメンバーが俺も名前呼んでとか画面に近づいてくる。落ち着いたら遊びに来てなとか来年はライブ生でするから絶対に来てなとかみんな嬉しそうに言ってくるから私も嬉しくなった。ライブの時と違った姿に私は親近感わいて、私はこの人たちときっと楽しい日々を過ごしてたんだろうなと思った。
電話終わりにいっちゃんが言った。
樹「年末はオンラインでカウントダウンライブするから画面上ではあるけど、一緒にカウントダウンしよう。元旦はすぐ福岡戻るから。年始はみんなでまた楽しく過ごそう。うちの家族も楽しみにしてるから。」
なんだろ？直接また会えるのがすごく嬉しい。
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らら - 楽しみです! (2021年5月23日 0時) (
レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - はい(^^)やっと折り返し地点にきました。北ちゃんもまたメインではないけど登場予定です。 (2021年5月22日 16時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! (2021年5月22日 13時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年5月22日 10時
