眠りから覚めて �� ページ12
Hiroさん。優しそうな方だ。信用できそうな気がするし、きっと父親代わりのような存在だったのは間違いないと思う。
史帆「紗良、はじめましてと言わないといけないのかな？私は今井史帆。あなたの友達でもあり、仕事のパートナー。私の力不足で、事故の前、あなたを輝かすことができなかったことを悔やんでた。私はまた一緒に色んなことに挑戦したい。亜嵐くんがね、あなたをプロデュースしたいと言ってくれてて、私はあなたにそれを受けて欲しいと願ってる。」
亜嵐「花ちゃん、おかえり。ずっと待ってたよ。ね、この曲知ってるでしょ？看護師さんから聞こえてて認識してくれてたって聞いて嬉しかった。」
そう言って白濱さんは曲を流した。あ、あの曲！この人がこの曲を作った人なんだ！
「眠っている間、ずっと流れてました。私、この曲大好きです。」
亜嵐「この曲はね、俺が君にプレゼントしようと思って作ったものなんだ。起きたら俺のプロデュースで歌って欲しくて沢山曲も書いた。俺と健太と3人でユニット組んでも楽しいなとか色々考えた。落ち着いたらさ、一緒にやってみないかな？と言いたくて、今日ここに来たんだ。記憶失くして混乱してる時に悪いかな？とも思ったけど。」
マネージャーさんらしき方と、私をプロデュースしようとしてくれる方。一緒に仕事しようと言ってくれている。なぜか二人のことを信じられるような気がした。でも、まだよくわからない。
Hiro「まずは、実家でゆっくり休んで考えたらいいよ。ちゃんと戻ってくる場所はあるから。」
両親はお礼を言うと、できればこのまま実家で穏やかに過ごさせたいと言った。私はそのことになんかモヤモヤしてた。
部屋を出ると、紗良と呼ばれて抱きつかれた。
香菜「紗良、おかえり。一緒に暮らしてた香菜だよ。宮田香菜。これ、私の連絡先。実家にしばらく戻るって樹くんから聞いたから。よかったら、１からまた友達になろう。」
直感で信頼できると感じた。お礼と連絡しますねとだけ伝えたら、嬉しそうに微笑んでくれた。
本社を出たところで藤原さんはリハーサルがあるからと別れた。年始に会おうね、電話は毎日するからと。
壱馬「紗良！ほんまに紗良だよな？目が覚めたとは聞いてたけど。まじで会いたかった！」
突然後ろから呼び止められた。振り返るとシルバーの髪色の男の人。目力あって引き込まれそう。
母「あら、壱馬くん！相変わらずかっこいいわ！」
壱馬くん？
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らら - 楽しみです! (2021年5月23日 0時) (
レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - はい(^^)やっと折り返し地点にきました。北ちゃんもまたメインではないけど登場予定です。 (2021年5月22日 16時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! (2021年5月22日 13時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年5月22日 10時
