2018年 ゴールデンウィーク�� ページ38
(★樹side)
紗良さんがトイレに行ったまま、戻らない。
さっき休憩だとベランダに出てたし、かなり飲んでるし、大丈夫かな？と心配になった。
トイレの電気ついてるけど、鍵がかかってなさそう。でも、勝手に開けたら、さすがにいかんと思って、ドアの前で呼びかけてみた。反応がない。というか気配がない気がする。
倒れてないよな？心配になってきた。
そしたら、紗良さん、2階から降りてきた。
誰かが入ってたから2階のトイレに行ったとのこと。よかった。倒れてなくてとホッとした。電気消し忘れた奴、誰だ？と思ってると、ふと紗良さんから北人さんの香水のにおいがしたような気がした。さっきまで隣に座ってたからかな？でも、北人さん、今2階の自分の部屋にいるよな？もしかして紗良さん、北人さんの部屋に行ってた？
疑念を抱いてしまって、思わず首をかしげてしまった。なんかすごくモヤモヤする。
戻った俺はそのことでいっぱいになってしまってた。
ふとやましょーさんとの会話が耳に入った。
紗良さんも北人さんのことが好き？
二人は実は両思い？
つじつまがあった。やはりさっき紗良さんは北人さんと一緒だったんだ。
もしかして、すでに二人は内緒でつきあってたりするのだろうか？
悔しいけど、北人さんは隠すことなく全力でぶつかってた。
それに、俺は北人さんのことも大好きだ。
北人さん、想いが通じてよかったですね。
俺は紗良さんへの想いをあきらめることにした。
これからは猫友として、側にいよう。
日本酒が進むにつれて、だんだん意識が薄れてきた。そして、俺は記憶を失った。
どうやら、俺は、紗良さんと猫トークしながら、次第に猫化してしまってたらしい。
後で、健太さんから、語尾ににゃんをつけて話しててかわいかったとバカにされた。
そして、気がついたら、紗良さんのひざ枕で寝ていた。
うっすらと目は覚めていたけど、心地よくてそのまま寝たフリしてたら、朝起きてきた北人さんに蹴り起こされた。
「蹴ることないじゃないですか！北人さん」
北人「さーちゃんからひざ枕なんて、樹には百万年早い！さーちゃんに触れていいのは俺だけなんだから！」
酔っ払って、結構ポヤポヤした感じの紗良さんが嬉しそうな目で北人さんを見てたから、ものすごく胸が傷んだ。
ほんと、二人、いっそのこと堂々とつきあってくれたらいいのに！と思ってしまった。
2018年 ゴールデンウィーク�あ�←2018年 ゴールデンウィーク��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らら - はい!!頑張りましょう笑 (2021年4月21日 21時) (
レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - お互い新生活、大変だけど、無理せず頑張りましょう！ (2021年4月21日 20時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 更新がなく､心配でしたが少し安心しました｡私も新しいクラスで大変です...体調にはお気お付けください!! (2021年4月21日 19時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - 慣れるまでは更新頻度が下がるかもしれません。でも書きたい気持ちだけはあるので、体力に余裕ある時は更新していきたいです。 (2021年4月20日 23時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - 更新なかなかできなくてすみません。新生活始まって、毎日朝晩満員バスにもまれ、バイトも大変で、バテてました。今日は休みだったから久々に更新できました (2021年4月20日 23時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2021年4月5日 21時
