あの頃の気持ち、今の気持ち �� ページ16
啓太「さーちゃん、誤解してる。こんなとこで言うべきではないけど、また機会逃したら辛いから言うね。あの頃、俺が好きだったのは、さーちゃんだよ。でも、俺は伸とさーちゃんが好きあっていると思い込んでた。だから、伸に聞かれた時、友達としか見てないと答えた。伸にもかなり本当にそうなのか？と好きなら正直にさーちゃんにぶつかれとも言われたけど、そのことで友達としての立場すら失うのが怖かった。だから、側にいて２人のことを応援しようと。でも、そのことで友達としての立場も失った。俺さ、ずっと後悔してたんだ。そっか、あの頃、俺たち両思いだったんだ、ほんとは。勇気を出せばよかったな。」
啓ちゃんと私はあの頃、本当は両思いだったってこと？あの頃、私が勇気を出してぶつかってればよかったの？今さら後悔しても遅い。
それに私には、今、北ちゃんという存在がいる。一番向き合いたいのは彼だ。
私は見えないようにテーブルの下で北ちゃんの手を握った。
「ほんとお互い勇気出してたら、今が大きく変わってただろうね。後悔しても遅いよね。啓ちゃんとこうして本音話せてよかった。おかげでスッキリした。ありがとう。私ね、ほんと最近までひきずってた。でもね、ある人のおかげで癒やされたの。その人はね、まっすぐで純粋な気持ちをいつも伝えてくれてて。今、私が一番向き合いたい人。後悔しないように私も勇気出さなきゃね。」
北ちゃんの握る力が強くなった。
離したくないって気持ちが伝わってきて、ドキドキした。
啓太「そっか。そういう人、今いるんだね。でも、友達として、また一緒に笑い合いたいし、ごはん行ったりしてもらえるかな？メンさんとかと３人で行ってたのがなくなったから、メンさんも寂しがってたし。」
「うん。またよろしくね、啓ちゃん。だよね、メンちゃんとも、啓ちゃん経由ばっかだったから、全く連絡とってなかったしね。今度３人でごはん行こうね。」
メンディー「お、仲直りできたんか？啓太〜。花ちゃん、３人で行こうって今言ったよね？楽しみにしてるからね」
「え？メンちゃん、聞いてたの？いっちゃんたちと話してるから聞こえてないと思ってたら。」
玲於「こいつ、聞き役に回ってるだけかと思ってたら、こっちの聞き役じゃなくて、そっちの方かよ(笑)」
それから私たちはメンちゃんをひたすらいじって、楽しく飲み食いした。
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らら - はい!!頑張りましょう笑 (2021年4月21日 21時) (
レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - お互い新生活、大変だけど、無理せず頑張りましょう！ (2021年4月21日 20時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 更新がなく､心配でしたが少し安心しました｡私も新しいクラスで大変です...体調にはお気お付けください!! (2021年4月21日 19時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - 慣れるまでは更新頻度が下がるかもしれません。でも書きたい気持ちだけはあるので、体力に余裕ある時は更新していきたいです。 (2021年4月20日 23時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - 更新なかなかできなくてすみません。新生活始まって、毎日朝晩満員バスにもまれ、バイトも大変で、バテてました。今日は休みだったから久々に更新できました (2021年4月20日 23時) (レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年4月5日 21時
