私たち結婚しました (ページ21)

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第二話の裏側　⑦ ページ21

(★北人side)

お別れして、今は仕事中。

陣「北ちゃ〜ん、新婚生活はどない？」

樹「北人さん、まさか手出したりしてないでしょうね？(笑)妄想現実にしたりしてません？」

「それがさ、妄想、今日一つ叶ったんだよね〜。」

ニヤニヤしながら言うと、

健太「え？何？めっちゃ気になる！」

健太さんがめちゃくちゃ食いついてきた。

翔吾「何？北ちゃん、やばい妄想ちゃうよね？」

「ふふ。内緒(笑)」

ってニヤニヤしてたら、健太さんがますます教えろと絡んできた。うざくなりすぎて、言うまでやめそうにないから観念して話すことに。

「それがさ、午前中、買い物行って、その後、一緒にケーキ食べたんですけど。指令で食べさせあいをしたんです。これだけでも、いつもの妄想パターンじゃないですか？それ、越えたんです！俺の口元についたクリームをAちゃんが拭いてくれたんです！いや、これは予想してなくて、不意打ちすぎてやばかった！」

健太「あ、それだけ？健太、もっとすごいの想像してた(笑)ほら、一緒に寝たりとかしただろうし。」

け、健太さん。あなたって人は何を想像してたんだ？一応番組だよ？疑似だよ？それはさすがにないから！と言いたかったけど、それを言う前に興味なくなった〜って素振りを全面に出して、去っていった。

陣「北ちゃん、それわかるわ！不意打ちは反則やんな！キュンとするわ〜。」

妄想モードに入る陣さん。と共に再び思い出して、妄想モードの俺。

樹「誰も陣さんにしませんから安心してください(笑)」

陣「は？いっちゃん、言うたな〜？じゃ、陣子にならやってくれる？」

樹「は？うざ(笑)」

隣で陣さんに絡まれる樹も視界に入らずぼーっとしてた。

翔吾「北ちゃん。相手がほんまいい子でよかったな。でさ、相手って誰？」

翔吾の笑顔で現実に戻った。

陣「そや！相手聞き忘れてたわ(笑)なんや、さっきAちゃんって下の名前は言うとったな？」

昂秀「え？Aちゃんって、まさかあのAちゃんですか？もしそうなら俺ショックっすわ〜！ずるいっす。」

離れたとこでゲームしてたはずの昂秀が割ってきた。

「うん。そのAちゃん。」

昂秀「翔平さ〜ん、北人さんが！めっちゃずるいことになってますよ〜！」

叫びながら隣の部屋で瑠唯さんとTikTok撮影してた翔平を呼びに行った。これはうるさいことになるぞ(苦笑)

それから昂秀と翔平から、会わせろとか色々頼まれまくって大変だった。