トリプルデート ページ46
都内某所。いつさく、しょへさな、ほくAカップルが集められた。久しぶりだねって挨拶しあう。紗夏はいつさくは初対面だったが、すぐに打ち解けていた。
紗夏「ふふ。沖縄以来だね。毎日ビデオ通話はしてるから顔は見てるけど、生で会うと嬉しいね。」
翔平「はは。照れますな。なんか。」
樹「翔平、お前、顔真っ赤(笑)こいつ、変な奴だけどよろしくお願いしますね。」
A「桜ちゃん、あの時はありがとね。桜ちゃんといっちゃんが相談に乗ってくれて背中押してくれたから、ほくちゃんへの想いに気づけた。おかげですごい幸せだよ。」
桜「そんなことないよ。でも、ほんと二人が付き合ってほんとよかった。すごく嬉しいよ。」
6人は、豊洲のチームラボプラネッツへ。光と音の美しい空間にテンション上がって楽しむ。
翔平「紗夏氏！こっちこっち！」
ハイテンションではしゃぎあうしょへさな。
桜「きれいだね」
樹「そうだね」
ただきれいな空間に見とれて世界に入り込んでるいつさく。
A「ほくちゃん、めっちゃやばくない？」
北人「うん。やばい。」
はしゃぎながら写真をめちゃくちゃ沢山撮るほくA。そして写真撮らない時は常に手をつないでいた。
チームラボの後はみんなで夕飯兼ねてもんじゃ焼き屋へ。全員人生初のもんじゃにテンションが上がった。
紗夏「ね、みんな気づいてた？Aちゃん達、写真撮る時以外、会ってからずっと手をつないでた。ほんと仲良しだよね。」
A「え？そうかな？あ、でもたしかに(笑)」
そういう今も隣に座って、テーブルの下で手をつないでた。
北人「だって久々に会えたから。ね、そりゃね(笑)ってかさ、樹、この前、バイト先に来てびっくりとか聞いたけど。」
樹「いや、俺の通うダンススクールの近くのファミレスでバイトしてるなんて知らなくて。あそこはドリンクバーあるし安いから寛太くんと毎回帰りに寄ってて。」
北人「え？毎回？ね、Aちゃん、正直に話して。会ったのって何回？」
A「会ったって、バイト中だから挨拶位しかしあってないよ。もうかなり遭遇してるよね？回数わからんけど。」
北人「最初の一回しか報告受けてないんですけど」
むくれる北人。そんな北人をからかうように友達の寛太くんがAのことをかわいいと言ってたとか言って焦らせる。どんどん不機嫌になる北人。それからもんじゃ食べる間、一言も話さなかった。
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作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
