告白の行方 �� ページ42
翔平「まずは、二人ともありがとう。すごく嬉しいです。まずは結ちゃんから。昨日、沢山想いを伝えてくれてありがとう。タオルもありがとう。タオル大切に使うから。俺にとって結ちゃんはほっとけないな守りたいなと思える存在でした。それはどっちかというと妹的な感じで、恋愛とは違います。ものすごく気持ち嬉しかったし、素敵な人だなと思ってるから。だから、自分に自信は持ってほしいです。好きになってくれて、ありがとう。」
結「翔平くん。こちらこそありがとう。紗夏ちゃんと幸せになってね。応援してる。」
あふれそうになる涙を我慢しながら結はそれだけ伝えて去っていった。
翔平「紗夏ちゃん。俺は紗夏ちゃんが大好きです。ずっと積極的にきてくれてありがとう。こんなに積極的に来られたことなくて、最初は戸惑ってました。振り回されてるな、俺ってパニックになったりして。でも、気がついたら、俺の中で紗夏ちゃんの存在がどんどん大きくなってました。まさかAちゃんのことをずっと気にしてるとか思わなくて、しかも俺から誘ったことないって自覚なくて、沢山悩ませて苦しませてごめんね。いつも笑顔な紗夏ちゃんの涙を見たときに俺の気持ちは固まりました。紗夏ちゃんだけを好きでいて、幸せにしたいと。遠距離にはなるけど、寂しい思いさせないようにがんばるから。だから、俺と付き合ってください。よろしくお願いします。」
紗夏は思わず翔平に抱きついた。パニックになる翔平だったが、冷静になって抱きしめ返した。
手をつなぎながらカメラに向かって微笑む二人。
翔平「これからはもっと沢山一緒に笑い合おうな。」
紗夏「翔平くん、大好き。」
★北人✕A
北人の元に現れたのはA。
A「ほくちゃん。私の気持ち先行して伝えてしまったけど、伝えきれてないこと沢山あるから、ゆっくり聞いてください。私はほくちゃんのことが大好きです。空港に向かう車の中でほくちゃんとの日々をずっと思い返してました。最初に出会った時、笑顔がかわいい人だなって思ったけど、私にはいっちゃんしか見えてなくて、ほくちゃんも桜ちゃんしか見えてなかった。お互い成立に向けて協定結んで励ましあったね。その時から、ほくちゃんは私にとって居心地いい存在でした。そして戦友であり友達。前の放送あってからね、周りからほくちゃんをなぜ好きにならなかったの？とか色々言われてた。それは友達だからと思ってた。」
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作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
