告白の行方 �� ページ40
いよいよ告白の日。
みんなで朝食した後、沢山写真を撮った。
海青が結を誘った。
海青「結ちゃん。翔平のとこに行くんだよね？」
結「うん。ふられるのはわかってるけど、ちゃんと告白してけじめをつけなきゃって。」
海青「俺さ、勘違いしてたな。結ちゃんって、ほんとは強いね。弱くて守らなきゃって思ってたけど、芯が強い。ほんとすごいよ。」
結「ありがとう。でも、今、こうしていられるのは海青くんのおかげでもあるよ？ずっと励ましてくれてありがとう。私にとって、頼れるお兄ちゃんで、いつもつらい時にすぐに気づいてくれて、優しい言葉をかけてくれて。感謝しかないです。」
海青「ほんと？それは嬉しいな。ほんまのことを言うと、俺、応援するって言いながら、ほっとけないな、守りたいなっていう気持ちが強くなっていってて、結ちゃんのこと気になるなと思っていた。恋まではいかんかったけど、そっか。妹としてかも？俺も結ちゃんに沢山癒やしをもらったよ。ありがとう。出会えてよかった。」
二人は握手をした。
陣がAを誘った。
陣「北人と幸せになってな。最後だから、ほんまのこと言うわ。なんか伝えとかんと、後悔しそうな気もしたし、スッキリさせるためにも。俺な、実はAちゃんのこと、好きやってん。全く気づかんかったやろ？一緒におってな、めっちゃ楽しかってん。笑顔にキュンキュンさせられてん。せやけどな、北人と慎の間で悩む姿見て、俺まで言うたらって悩んだら、封印しようって思ったんや。でも、昨日、北人を選んで幸せそうな顔してるの見て、完全にあきらめついた。心から二人を祝福するし、幸せになってほしいと思ってる。」
A「陣くん。ありがとう。ほんと陣くんの気持ちは全く気づいてなかった。こめんね。でも、陣くんには沢山励ましてもらったりしたし、いつも周りに気を遣って、色々動いてくれてて、すごいなって尊敬してた。陣くんやまこの分まで、私、幸せになるね。本当にありがとう。」
そして、男子たちはそれぞれの場所へ。
★スタジオ
ゆいP「いや〜、海青と陣も気持ち伝えてきましたね。それにしても来週いよいよ告白。楽しみですよね。」
池田「もう早く見たくて仕方ないのに、来週に持ち越しって、待てません(笑)」
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作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
