恋する週末ホームステイ in the resort ② (ページ33)

今日:7 hit、昨日:31 hit、合計:24,212 hit

幻の島ページ33

抱きしめられたまま、ドキドキしながら黙って慎の話を聞くA。

A「まこ。私の方こそ心臓の音うるさいよね？ごめんね。なんか今のまこ、ちょっと違ってて、今、すごいドキドキしてる。やばい。なかなか恥ずかしくて言えないけど、私、かわいいだけじゃなくて、かっこいいとも思ってるよ。ほんと反則だから！」

しばらく抱き合う二人。すると向こうから帽子が飛んできた。それで我に返った。拾い上げて、走ってきた子供に渡してあげる慎。

島は少しずつ狭くなってきていた。照れ合いながらもまた写真を撮りまくる二人。

慎「二人で来れて本当によかったです。一生の宝物です。」

気がつくとどちらからともなく手をつないでいた。

★Aのインタビュー

「まこと一緒に見た景色は二度と見れないもので、あんなきれいな景色を一緒に見れて幸せでした。それに、まさかまこがあんなことするなんて思ってなくて。弟みたいな感じに見始めてたけど、一気に男の人なんだなって思って、ドキドキしました。やっぱりまこなのかな？好きなの。」

★慎インタビュー

「昨日、北人さんから好きなとこお互い言い合って、だめなとこも含めて好きということ言われて、負けた感ありました。でも、炎を見つめながら、もっと積極的に動いて、弟としてでなく、男として見てもらえるようにしたいと考えてました。抱きしめるとか今までの俺からしたらできなかったけど、離したくなくて、気がついたらできてました。うわ、ほんと好きだ〜。思い出すだけでドキドキしてきた。」

★スタジオ

池田「もう！これは決定でしょ！」

めちゃくちゃ興奮気味に叫ぶ池田に対して、冷静に返したのが

工藤「ここまでしてて、何度うまくいかなかった事例見てきたことか。まだ時間はありますからね。この後の北人の動き次第では大きく変わる可能性もありますよ？」

壱馬「でも、慎、まじかっこよく見えましたね。俺はこの二人にうまくいってほしいっすね。」

ゆいP「慎も、最初に比べたらだいぶ成長したよね。緊張しまくってたし、水着直視できなかったし。さっきので弟から抜け出せたんじゃないの？」

手をつないで別荘に戻ってきた二人。いい感じの雰囲気に北人はため息をつきながら、何かを決めた顔をした。

北人「陣さん。俺、やっぱりあきらめます。」

迷いのない顔を見て、陣も、そうかとしか返さなかった。