カレー作り ページ27
夕方から、近くのキャンプ場を借りて、みんなでカレー作りをすることに。カレー担当と、飯ごう使ってご飯炊いたり火や皿などのの準備担当とに分かれる。
カレー担当は、料理ができる陣、北人、A、エマ。
あとはその他のメンバーでとなった。
陣「なんか北人が料理できるってなんか反則やな(笑)」
北人「なんでですか？いいじゃないですか(笑)」
陣「だってさ、イケメンで料理男子って、モテモテですやん！」
北人「なんですか、それ(笑)この前まで料理したことなかったけど、前回Aと朝食作った時、楽しくて、それから少しずつ料理するようになりました。」
A「あの時、楽しかったよね。翔平くんと3人で作ったんだよね。ってか、めっちゃ部屋着で頭ボサボサでノーメイクな姿を見せてたよね(笑)今思うと恥ずかしくなるね(笑)」
北人「樹じゃないからいいみたいな事言ってたしね(笑)ってか、放送で思いっきりさらされてるし(笑)」
A「ほんとだよ〜。あれは恥ずかしい！」
エマ「でも、見てて親近感わいたし、私、あのシーン好きなんだけど？寝起きでもめっちゃかわいいって、学校でもみんなで盛り上がってた。」
A「エマちゃん、ありがとう。きっとあんな姿を見られてるからかな？ほくちゃんの前では素でいられるし、楽なんだよね。」
北人「ほんとこっちは異性として意識してもらいたくてがんばってるのに、もっと意識してよ。」
陣「お前、気づいてないんか？ちゃんと意識してもらってるで。見ててわかる。」
北人だけに聞こえるように陣が言った。
一方、準備班。
紗夏の提案でカレーの後、キャンプファイヤーもしたいということで、沢山の木を集めることに。
重そうに持つ結から翔平が半分取った。
結「え？翔平くん？重くない？」
翔平「大丈夫。結ちゃんも無理するなよ。かなりきつそうだったから。持てる分だけでいいんだからさ。」
結「ありがとう。」
紗夏「結ちゃんだけなの？」
海青「はいはい。紗夏ちゃんの分は、俺が半分持ちます。」
海青「飯盒はさ、俺らがするからさ、女子二人は食器の準備お願いできるかな？」
二人きりになる紗夏と結。
紗夏「ね、結ちゃんも翔平くんが好きなんだよね？ね、翔平くんさ、Aちゃんのことまだ好きだと思う？なんか常に不安なんだよね。」
結「私には翔平くんは紗夏ちゃんを意識してるように見えるよ。悲しいけど。」
紗夏「そうなのかな？ごめんね、こんな事聞いて。」
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作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
