トライアングルデート �� ページ19
A「めちゃくちゃかわいいペンダント！おそろ嬉しい。なんかこのコーデで並んだら、つきあってるみたいな感じするかも。うわ、来週、めちゃくちゃ照れてしまいそう。やば。」
慎「おそろいのペンダント付けること、嫌がられたらどうしようって不安だったから、喜んでもらえて嬉しいです。これからもこうやって沢山二人で買い物行きたいです。楽しかった。」
会計を済ませ、慎が二人分の荷物を持つ。そして、北人の元へ。そこでバトンタッチだ。
北人「二人は買い物行ったんだ？いい買い物できた？」
慎「来週の楽しみっす。秘密です。」
嬉しそうな慎の顔。北人も負けじと笑顔を向けて、行ってくるねとAを連れ出した。
北人「ね、ソフトクリーム食べない？待ってる間さ、検索してたらすごいおいしいって人気のソフトクリーム屋さんが近くにあったんだ。」
A「ソフトクリーム、大好きだよ〜。食べたい！」
どれがいいか悩みまくるAをニコニコしながら見つめる北人。
A「ほくちゃんはもう決めたの？私はやっと2つまで絞れたけど、決めきれない。」
北人「どれとどれ？」
指差すA。そして、北人はその2つを注文した。
北人「迷ってたから、最初から決めてた。お互いシェアすれば両方食べれるでしょ？」
A「でも、ほくちゃんも食べたいフレーバーあったんじゃないの？」
北人「一番はさ、Aの笑顔だから。俺、それさえ見れたらどのアイスもおいしくなるから。」
お互いそれぞれ少し食べたあと、交換して少し食べる。
北人「どっちの味がいい？」
A「どっちもおいしいね。でも、最初の方が好きかな？」
北人「じゃ、また交換ね。どうぞ。」
試食しあってAの好きな方を譲る北人。北人の方が先に食べ終わって、Aを見つめている。Aが食べ終わるとティッシュを持って口元を拭いてあげた。
北人「ずっと口の端にクリームついてるって見てた。かわいいなって。」
拭いてもらった照れと恥ずかしさで混乱するA。
北人「そんなに恥ずかしがらんでも。ってか、俺らもっと恥ずかしいことしてるんだけど？気づいてなかった？」
A「え？シェアしただけでしょ？」
北人「鈍感(頬をぷくっとふくらませる)俺は間接キスだって、めちゃくちゃドキドキしたし、平静保ってたけど、やばかったんだからね。」
ハッとして、それからAはやばいと急に恥ずかしがった。北人も恥ずかしさが蘇ったのか二人で照れあっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
