トライアングルデート �� ページ18
一人ベンチに座るA。北人がそっと近寄って、目隠しをする。
北人「だ〜れだ？」
A「その声はほくちゃん！」
手を外してのぞきこんで微笑む北人。頬が触れるか触れないかの距離に戸惑うA。
慎「北人さん、顔近づけすぎじゃないですか？」
少しムスッとした顔で現れたのは慎。余裕のある笑顔でそうかな？って反応する北人。
A「ふたりとも、今日はよろしくお願いします。」
北人の提案でそれぞれ順番に2ショすることに。北人が先を譲ったので、まずは慎とデートすることに。
★慎✕A
A「ね、まこは何がしたい？」
慎「あの、もしよかったら、来週の私服、お互いのを選び合いませんか？」
A「それ、楽しそう！まこのセンスいいし、嬉しい。」
二人がやってきたのは、おしゃれな感じの古着屋さん。
A「まこはスタイルいいし、どれも似合いそうだし、迷うな〜。あ、これかっこいい。でも、かわいいのもいいよな〜。」
慎「かわいいのって(笑)俺的にはかっこよくでお願いします。というか、Aちゃんにとって、俺はかわいいイメージなの？」
A「うん(笑)まこはかわいくて仕方ない。あ、その今の照れた顔！ほんとかわいすぎだよ。」
沢山手に持って悩みに悩むAとは対照的にいくつか手に取りながらうなずくだけの慎。候補は絞っていってるように見えるけど、すぐに戻している。
A「一個に決めれない(笑)よし！まこ！ファッションショーだ(笑)試着してみて。」
渡されるままに試着する慎。どれも似合うと写真を撮るA。慎もどの服もいい感じと嬉しそう。全部試着終わると、Aは写真を見比べながら悩んでいた。
A「ね、まこはどれが良かった？」
一緒に写真見ながら決める。選んだ服を見てから、さっと慎が動いた。そして、手に服を持って戻ってきた。
慎「Aちゃんにはこれかな？どう？」
完全なるペアルックではないけど、色使いとかデザインが少し似ている感じの服だった。
A「さりげない感じのおそろコーデって感じだね。なんかそれがちょっと嬉しいかも？さすがまこ！私、この服大好きだよ。でも、持ってくるのめっちゃ早かったね。」
慎「Aちゃんが手に持ってるの見ながら、それぞれに合うのどれかな？って決めてたから。あ、あとさ、これも一緒に付けよう！」
慎が持ってきたのは大きめのトップがあるペンダント。選んだ服にもピッタリ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2022年12月14日 13時
