衝撃が走った瞬間 ページ9
(★Aside)
あれは去年末。れおにぃが出るから、サークルの友達とKRUMPのイベントを見に行った。
れおにぃの影響でKRUMPは大好きだけど、私は激しい感情を表に出すKRUMPは得意じゃなくて、自分ではあまり踊らない。
その頃、私はジェネ応援ついでに感覚で、サポメンだったみんなも応援してて、ランペとファンタも見守っていた。
サポメンだった時は、一生懸命さが仲間のような感覚を受けて、友達感覚で見守っていたけど、正式メンバーとして活動し始めた彼らは輝いていて、負けられない！っていう少し先を行くライバル的な感覚で見ていた。
あの頃の私はダンサーとして舞台に立つのが夢だった。自分には才能があると信じていた。
友達とみんなかっこいいねと言いながら、イベント見てたら、まこっちゃんが出てきた。
サポメンの中で一番見守りたくなるのがまこっちゃんだ。
サポメンの時は笑顔がかわいいなみたいな感じだったけど、ランペになって、MVとかで見せるかっこいい表情に私の心はつかまれていた。
気がつけば私はまこっちゃんのファンになっていた。
友達が、Aの推し出てきたね〜ってはしゃいでて、そして彼女の推しである壱馬くんが出てきた時には、もう命日だ〜！って涙を流して喜んでた。
映像としては見てたけど、生でまこっちゃんのKRUMPを見るのは、実は初めて。
その内側からくるアツイものに私の心に強い衝撃が走った。
やっぱりかっこいい！
その時、私は恋に落ちたのだと思う。
まこっちゃんという深い沼に落ちていくのを感じた。
それからの私はランペにはまった。
とはいえ、やっぱり一番はれおにぃで、ジェネが一番なのは変わらないけど。
れおにぃは、お前な〜、ランペに推し変したら、俺、悲しむからな〜！(笑)って言いながらも、ご飯食べながら、ランペとのエピソードも色々話してくれたりと、私のヲタ活を見守ってくれるれおにぃは本当に優しい。
まこっちゃんのことはランペでの推しとは言ってるけど、リア恋かも？みたいな感情は絶対に内緒だ。ばれたくないし、この気持ちは私だけの宝物なんだから。
そのまこっちゃんと近づける日がくるなんて、あの頃の私は思いもしなかっただろう。
全てはれおにぃのおかげだ。
目の前にいる本物のまこっちゃんは、私にはそっけないけど、メンバーといる時はすごく甘い顔してて、めちゃくちゃかわいくて、そして踊っているとかっこいい。
見ているだけで本当に幸せだ。
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HAL(プロフ) - ありがとうございます。今回はまこっちゃんの塩対応や振り回される感じを書いていきたいなと思って、ヒロインのキャラの性格も第一章とガラリと変えてみました。 (2021年9月11日 9時) (
レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! 楽しみです！ (2021年9月11日 8時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年9月5日 21時
