ありがとう ページ30
(★Aside)
サポメンのみんなに話を聞いてもらった後、私はそのまままこっちゃんへの気持ちを口にしてしまった。結果は残念だったけど、でも、友達と言ってくれた。そのことはすごく嬉しかった。やっぱりまこっちゃんは素敵な人だ。これからも推しなのは変わらないし、好きだな〜って思った。
帰宅したられおにぃが話を聞いてくれて慰めてくれた。そのまま泣きつかれてその日は寝た。
数日後、そうちゃんとけいちゃんがディズニーに誘ってくれた。誰かから聞いたのかな？と思ったけど、そんな感じもなく普通に楽しく遊びたかっただけなのかな？だけど、今の私には二人との楽しい時間が最高の癒やしだった。
列に並んでたら寒くなってきて、つい寒いって愚痴こぼしたら、けいちゃんが自分のマフラーを巻いてくれた。顔を赤くして照れながら巻いてくれて、嬉しかったし、ちょっとだけキュンとした。けいちゃんが愛用してる香水のいいにおいがして、あったかくて、マフラーからけいちゃんの優しさがものすごく伝わってきてた。けいちゃんは、ほんといつも優しい。いつも周りに気を遣ってて、明るく楽しくさせようとしてくれる。
ディズニーを満喫した後は、家で飲み会。
れおにぃがメンさんを連れてきてた。
みんなで楽しく飲んでたら、なんかこの時間を失いたくないななんて思ったりして、酔ってるのもあって涙があふれてきた。
そうちゃんとけいちゃんにも全てを知って欲しくて過去の話とまこっちゃんにふられた話をした。
けいちゃんとメンさんが私以上に号泣して、3人で泣いていた。なんか自分のことのように受け止めてくれてる2人の気持ちが単純に嬉しかった。
そっと頭をなでられた。そうちゃんだった。一人じゃないよと友達だよって言ってくれるそうちゃんの優しさが身にしみて思わず抱きついてしまった。
そうちゃんはあったかい。包み込むような優しさがある。
私はそうちゃんとけいちゃんに出会えて本当によかったな〜って心から思う。二人は私にとってかけがえのない存在で友達だ。きっと二人がいてくれたら、私も前を向けるような気がする。
私は止まっていた自分の時間を動き出させるための第一歩を踏み出す勇気をこの時に持ったのかもしれない。
その日の夜は、私の周りの全ての味方に感謝の気持ちでいっぱいになって、眠れなかった。
私は一人じゃない！
いつも私を見守ってくれる人たちがいる。
ありがとう！
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HAL(プロフ) - ありがとうございます。今回はまこっちゃんの塩対応や振り回される感じを書いていきたいなと思って、ヒロインのキャラの性格も第一章とガラリと変えてみました。 (2021年9月11日 9時) (
レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! 楽しみです！ (2021年9月11日 8時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年9月5日 21時
