心の闇 �� ページ25
(★Aside)
今日は、病欠のスタッフさんの穴埋めでれおにぃたちジェネのライブの手伝い。
ジェネのみんなは私のお兄ちゃんみたいな存在で一緒にいると本当に安心するし、楽しい。龍人くんの下ネタも最初は嫌いだったけど、最近は慣れたのか？全く動じなくなった(笑)
ライブは、滞りなく進んだ。でも、一人だけ気になる子が。サポートダンサーの子だけど、途中から時々笑顔が引きずっていて、右足をかばってるようにも見える。出番終わるなり、相当に我慢してたのか？痛みで気絶して倒れてしまった。
私は過去がフラッシュバックして、震えが止まらなくなった。感情のコントロールが効かなくて、思わず泣いてしまった。
周りは心配してくれて、奥の空き部屋に連れて行ってもらって、休むよう言われた。れおにぃ！って思ったけど、ファンの子とのバクステ企画や写真撮影とか色々あるから無理だ。
スタッフさんたちはみんな忙しいから一人部屋にいるとますますつらくなってきて、涙がさらに溢れた。
すると、ドアが開いた。しょへとしょーごといっちゃん。そしてまこっちゃんだった。
翔平「お〜い！ミニれお〜！大丈夫か？」
真っ先に気遣ってくれるしょへ。大丈夫って頭をポンとなでてくれるしょーご。二人の後ろで心配そうに見ているいっちゃんとまこっちゃん。４人の優しさが伝わってきて、ますます涙があふれてきた。
翔吾「もしよかったら話してくれない？」
優しく微笑んでくれるしょーご。周りを見るとみんなも話してみてと表情が語っていた。私は胸の内を話すことにした。
それはれおにぃ以外には語ったことないこと。
ジェネのみんなはれおにぃからは聞いてるけど、私からは話したことない。
事情を語らなくても知ってくれてたから、ジェネのお兄ちゃんたちの優しさにいつも守られていた。
自分の弱さを、そして人望のなさを知られてしまうのが嫌で、誰にも語らず、LDH内では元気で明るい自分で居続けた。
だけど、ありのままの自分をまこっちゃんには知ってて欲しいとなぜか思えた。
私の全てを知って欲しい。そして、私のことを少しでも考えて欲しい。まこっちゃんには全てを受け入れて欲しい。
それに、しょへもしょーごもいっちゃんも信頼できる。
きっと私の心の闇知っても仲良くしてくれるよね？
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HAL(プロフ) - ありがとうございます。今回はまこっちゃんの塩対応や振り回される感じを書いていきたいなと思って、ヒロインのキャラの性格も第一章とガラリと変えてみました。 (2021年9月11日 9時) (
レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! 楽しみです！ (2021年9月11日 8時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年9月5日 21時
