30話 ページ31
sideA
翌日です。熱は完璧治りました。
昼間たっぷり寝たので、軽く寝てシャワーして着替えたら鬼灯様に誘拐されました。
檎｢あー働きたくね〜…｣
｢貴様ばかり勝ちおって!!｣
騒がしいですね…
妲己｢まあ!!まあまあ♡!!｣
相変わらず凄い修飾品の数ですね…
｢おめぇーとこの上司機嫌いいみてぇだな。｣
檎｢妲己様はな、機嫌いいと思えば急降下するから怖いんじゃ。｣
妲己｢檎〜？接待しな。｣
檎｢ほれ。｣
接待って…私、鬼灯様の付き添いで…
檎｢へ〜〜い…ん？なんじゃ、白澤の旦那んとこの嬢ちゃんじゃがな、こっちおいで。遊ぼうか。｣
お、お金ないですよ…！
檎｢嬢ちゃんから金無理やり取って白澤の旦那が来なくなるのも困るし、何より妲己様が恐ろしい…｣
…私はこの時だけ妲己様がえらく心強い味方な気がしました…
……
A『あ、ミキさん。』
ミキ｢さっきからここにいましたけど！？｣
ニャーとか言わないから…
白澤｢闇鬼神!!うちの可愛い子ども何処にやった!!｣
鬼灯｢ということで。｣
白澤｢居た!!｣
白澤様〜。
檎(実物がデフォルメで見える…わし疲れとんかな？)
妲己｢この子を時間まで貸してくれたら今度店に来た時サービスしちゃうけど？｣
ちょっと怖い顔で悩む白澤様。
白澤｢ダメ。｣
鬼灯(娘となると歯止めするんですね。)
｢あんたそういやさっきの!!｣
さっきの？
A『あ、……子どもなのに薬酒買おうとしたお客さん…』
威嚇されました。
檎｢妲己様に気に入られた方に対して何しとんじゃ。阿呆共が。｣
2人の上に乗る檎さん。
｢｢重てぇ!!｣｣
威嚇が怖いので白澤様のもとへ。
白澤(可愛い。)
白澤｢ちゃんとお店守ったんだもんね。｣
よしよしと優しく撫でてくれます。
白澤｢で？なんで拉致したの。｣
鬼灯｢人聞きの悪い。｣
白澤｢Aはそこで遊んでな？｣
自分のことなのに聞いちゃいけないんですか！？
白澤｢そこの狢になんかされたら言いな？ね？｣
今ダントツで貴方が怖いです…
ミキ｢大変ですね…｣
A『敬語…じゃなくても良いです…よ？』
おおおあ、芸能人とプライベートでお喋りなんて……
ミキ｢そちらも…｣
A『…わ、たしは…その…敬語、じゃないと…は、話が…出来なくて…ですね…』
檎(しばらく会わんうちに距離感がリセットされとう…厄介じゃ。)
その後、ようやく仲がほぐれたところで白澤様に連れられて帰ってきました。
ちゃんちゃん♪
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
