15話 ページ16
sideA
白澤｢寒かったらこれ来てね。｣
じゃあ今羽織ります。
腕とかあまり出したくないですし…
A『……？』
白澤様はさくさく入ります…
白澤｢こら、何してんの行くよ。｣
無理やり抱っこされ店内へ。
鬼灯｢あ。｣
白澤｢あ"。｣
A『…こんにちは…』
お仕事でしょうか。
鬼灯｢爺さん、今度の服はどこで買った。｣
白澤｢Aこれ変？｣
桃太郎｢センスがわからない奴に聞いた！｣
変？
A『わかりませ…ん。』
降りたい。降りたい。
白澤｢またどっか1人で行っちゃうでしょ。｣
私そんなに子どもですか！？
鬼灯｢顔がもっと老けていたら誘拐犯ですよ。｣
白澤｢子どもだわ!!｣
鬼灯｢Aさんがプロデュースしてみては？｣
えー……
うーん…
A『…白澤様は白澤様ですし…』
白澤｢今の僕で良いってこと？｣
は、はい。
桃太郎｢ダメだ。親が親バカなら子どもも親大好きか。｣
鬼灯｢Aさん、良いですか？｣
私の目線に屈んだ鬼灯様…
鬼灯｢このままでは白澤様が変な目で見られます。｣
！！！？
鬼灯｢そして貴女にも注目が集まります。｣
そ、それは困ります！
現世の人とは上手く話せないですし…
白澤｢お前、うちの子を利用するな。｣
A『頑張って白澤様に合う服を調達したいと思います！』
白澤｢うん。お願い〜♡｣
桃太郎｢親バカ。｣
鬼灯｢健気ですね〜。｣
頑張ります。
ていうことで
白澤様は待機してて
鬼灯様と私で買いに行きます。
白澤様のナンパ防止に桃太郎さんが白澤様を見張ります。
A『と言っても私も現世のニュースとかには疎いんです…』
お役に立てるかどうか…
｢君可愛いね〜｣
｢1人なら俺たちと…｣
鬼灯｢Aさんを1人にさせるのを異常に嫌がる白澤さんの気持ちが今なら分かります。｣
鬼灯様の眼光に怯えたのか2人は帰っていきました。
A『どういうことですか？』
鬼灯｢何も知らなくて良いんですよ。｣
白澤様と同じこと言いますね。
なんて言ったら怒られる気がします…
A『そもそも白澤様がどのような服を好むかわからない…』
鬼灯｢良いんですよ。Aさんが一生懸命選んだとか女性に人気だったからとか言っておけばアレも満足するでしょう。｣
そうですか…？
【一方、その頃】
白澤｢遅いっ！｣
桃太郎｢Aさんが白澤様の為に一生懸命悩んでるんですから。｣
白澤｢う…｣
桃太郎(やっぱり親バカだな〜…)
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
