【鬼灯の冷徹】神獣の部下は色んな人(？)によく好かれます……

12話 ページ13

sideA

今日はお休みです。

正確に言うと白澤様が二日酔いが酷く店を閉めてます。

イカの塩辛を気に入ってくれたのは嬉しいですけど…

桃太郎｢…よく1000年以上も前から家出も反抗もせず居ましたね…｣

A『私は…親の顔を知りません…白澤様しか知りません…私の家族は白澤様しか居りません｡』

何より、白澤様は独身(？)。

好きになった人と居たいのは普通です。

A『むしろ…私が白澤様に捨てられるのではないかと…』

いつもビクビクしておりました

桃太郎｢絶対にあの人はしない気がする…｣

A『親に捨てられたのなら他人にも捨てられるのではないかと思ってました…』

…白澤様は見捨てず私を育ててくれました。

ので感謝しかないのです。

A『あ……畑から食料持ってきますね。』

桃太郎｢お願いします｣

白澤様は私に

白澤｢良い？僕が駄目って言うことは駄目なものだからきちんと守るんだよ。僕以外と話さない。火には近づかない。1人で家の敷地から出て行かない。常闇の鬼神と会わない。｣

小さな頃から言われてました。

鬼灯様は白澤様が思ってるよりかは良い方だと思います…

まあ合う合わないあるとは思います…

機械じゃないし…

…ん？

A『きゃああああっ！』


桃太郎｢！？｣

白澤｢A！？｣

桃太郎｢アンタ二日酔いで動けないはずじゃねーの！？｣


…イタタタタ…

地盤が緩かったんでしょうか…

ここは…どこですか？



白澤｢お前のせいだろ！あの落とし穴！｣

鬼灯｢何故、貴方の為に不眠で作った落とし穴に悪いことなど無縁のAさんが落ちてしまうんですか｣

白澤｢知るか！｣

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