＊白き焔に雪降りの舞を＊最終章 (ページ47)

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分岐④ ページ47

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数ヶ月後。

鶴丸と鶯丸はリハビリを続け、
ようやく体を思うように動かせる所まで回復した。
そして、二振りの見舞いに来た七緒が
ふと話を切り出す。

七緒「政府から俺の腕を買って、
特命調査部に配属される事になったんだ」

鶯丸「ほう？大出世じゃないか」

七緒「ありがとう。そこで………暫くは俺と共に
任務に当たって欲しい。君達が気が向くまででいい。

力を貸してほしいんだが」

鶴丸「いいのか？鶯丸ならともかく、
審神者殺しと言われている俺と共に行けば、
きみは迫害されるかも知れねぇぜ？」

七緒「君達がいいんだ。駄目かい？」

鶴丸「…………きみを慕う、
きみの本丸の刀剣の方が良いだろうに」

七緒「あはは……罰として、自分が居た
本丸の子達とは会ってはいけない決まりだからね」

鶴丸「…………」

鶴丸は七緒の言葉に、しばし長考をする。
やがて、七緒の気迫に負け、
結局七緒の刀剣として特命調査部に行く事になった。