＊白き焔に雪降りの舞を＊参章 (ページ40)

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佰拾捌ページ40

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燭台「はい。主くん、どうかな？」

太鼓「おおー！！さっすがみっちゃん！！」

七緒「うん、いいね。ありがとう」

俺は正装の和服に着替えた。
流石、伊達の刀のセンスは違うな。

姿鏡を見て、満足そうに頷く二振り。
だが時計を見るともう集合する
時間が迫りつつあった。

七緒「………っと、いけない。
そろそろ行くよ。また付添い頼むよ太鼓鐘」

太鼓「夜の護衛は任せなって！」

七緒「ふふ。頼もしいね。
では燭台切……“私”は行くけど、
今日は本丸の警備をいつもより厳重にしておくれ」

太鼓「(お？主が仕事マジモード)」

燭台「？良いけど、何かあった？」

七緒「さっき大典太が私に渡した通達があったろう？
そこに不穏な事が書かれていてね。
話す時間が惜しいから、
後で先の通達に目を通して置いてくれ。

初太刀の膝丸に指示を仰いで行動するように」

燭台「オーケー。なら気をつけて」

七緒「嗚呼」

太鼓「帰ったら夜食作ってくれよみっちゃん！」

蜂須「準備は出来たかい？」

七緒「うん。また護衛頼むよ」

蜂須「任せてくれ」

歌仙「気をつけるんだよ」

そして、俺達は本丸を後にした。