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†壱† 始まりの話 ページ4

さて、事の始まりは
私がホームレスとなった所から話そう。←


そう、実は私はホームレス。
………に、なりかけた。


生まれた時から母は亡くなっており、
借金まみれにした挙げ句に
勝手にあの世にポックリと死んだ親父殿。


そんなくそ親父に向けた筈のお線香が家に着火。
ええ、燃えました。全部。←

何も残らず、全て燃えました。
あの親父………最期の最後まで…………
全部持って逝ってしまった。









で、家もなく、途方に暮れていた時に
未来から来たと言う時の政府様が
私の所にやって来た。

何でも、借金を払って“住む場所”をくれると言う。
……時間を越えてやって来た事に対しては
あまり驚かなかった。
まあ、日常的に非日常な日々なものだし。

で、その代わりにとある神様達の
願いを叶えてほしいと。









それから審神者だの刀剣男子だのと
難しい単語をたらたらと続いて、
↑半端話を聞いてない
“本丸を貴方に差し上げます”と挙げ句に丸投げ。

いや、仮に相手は神様でしょう。
政府の役人だか何だか知らないが、
何だあの人…………責任押し付けか?

悪い人ではなかったけども。


まあ、とりあえず給料の出ない趣味の仕事上(御用人)、
神様の願いを叶えるかと軽い気持ちでここまで来た。







次いでに、私は霊力が高めらしくて
審神者にはうってつけとは言われたんだけど、
あいにく私は神様が大好きなもので、
神様の上に立つのは性分ではなく…………

審神者らしい仕事はあまりやりたくないが、
ならないと刀の神様である彼らが消えてしまう
恐れがあるので“仮・審神者”として貰った。


こうして私は新たな住まいを手に入れたのである。









_______________







…………が、一日目から悲惨な光景。



廊下、歩いてたら底抜けたんだが。
………いや、おかしくないか?
底抜けたって…………え?








『………………足、抜けない』







痛い。とりあえず痛い。
誰か助けて。









『………まず、床か』








これは大変だぞ?てか広い。
馬鹿みたいに広い…………

何柱いるの、神様。
※神様の数え方は“柱”と呼びます。









てか、どこにいるの?神様

†弐†→←†当物語の世界観設定†※必須



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冷泉 雪桜(プロフ) - ニコさん» ですが分かりにくい文章で表現してしまったので、訂正しておきますね (2020年3月30日 8時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - ニコさん» コメントありがとうございます。設定では主人公は“刀剣”をよく知らないと言う設定で通っています。この時点では夢主は“太刀”と“打刀”の違いが分かっていなくて、政府の説明もいまいち理解していない頃です。ご指摘ありがとうございます (2020年3月30日 8時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - はじめまして、このお話を読んでて気になったんですが、みっちゃんは打刀ではなく太刀なのでは? (2020年3月30日 8時) (レス) id: 4b4e0cfc72 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!このお話大好きです!!いつも更新してくれてありがとう!!続きも楽しみにしてます!! (2019年10月27日 16時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - 水神の狐さん» コメントしていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします (2019年8月15日 16時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冷泉 雪桜 | 作成日時:2019年8月11日 21時

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