‡これはとある物語‡ ページ1
・
それはそれは、悲しいお話。
真っ白な神様と、ひらひらと舞う蝶のお話。
鶴丸「ははっ!君は面白いなぁ。
ここまで来て、審神者になりたくないと言うのか笑
どうしてだい?」
夜蝶「面倒だからよ」
鶴丸「つれないねぇ」
冬になれば死んでしまう、短い命の蝶に、
雪降る極寒の地にて生きる鶴が、恋をした。
夜蝶「私みたいな人間を誑かして遊ぶとか、
やっぱり貴方達は苦手………ハァ」
鶴丸「そうかそうか、俺は嫌いじゃないぜ?
君と居るとまだまだ俺が知らない驚きが絶え間なく
やって来るからなぁ」
夜蝶「あっそ!ったく………」
蝶は冬の中では寒過ぎる。
鶴は春の中では暖か過ぎる。
互いに交わることはないと知りながら、
鶴は蝶に恋焦がれていたのでした。
鶴丸「(嗚呼)」
“君が先に逝くのは、悲しいな”
───これはとある物語───
・
535人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慧(プロフ) - 鶴さんが健気…どうか報われますように (2020年4月12日 14時) (レス) id: e2c5fada44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:冷泉 雪桜 | 作成日時:2020年3月31日 14時