貴方が欲しい12 ページ12
その日の夜
自動販売機がある広間に居た
ガタンッ
自動販売機でミネラルウォーターを購入
ベンチに座って、水を飲む
赤葦｢また髪の毛濡れたまま…風邪引くよ、姉さん｣
とお風呂上がりの京治が後ろから声をかけてきた
｢だってめんどくさいんだもん｣
赤葦｢
｢うん。英が泊まりに来た時は乾かしてもらってる｣
赤葦｢相変わらずだね。タオル貸して｣
京治にタオルを渡すとワシャワシャと優しく拭いてくれる
｢明日、練習後対人してよ｣
赤葦｢うん、いいよ｣
｢ありがとう｣
それから色んな話をした
赤葦｢そしたら木兎さんが_______｣
｢ははっ、光太郎らしいw｣
｢えー、及川も______｣
赤葦｢うん、ぽいっちゃぽいw｣
久しぶりの姉弟の雑談
それでも充分楽しかった
赤葦｢良かった、姉さんが笑う様になって｣
｢うん、いい人達に恵まれてるなって思う｣
赤葦｢ほんとによかった。はい、乾いたよ｣
｢ん、ありがとう｣
髪を乾かし終わった京治に、自分の隣をぽんぽんと叩いて呼ぶ
大人しく隣に座る京治
首にかかっているタオルを取って私が京治の髪を拭く
赤葦｢俺はいいのに｣
｢大人しくお姉ちゃんに甘えなさいな｣
赤葦｢ありがとう｣
｢いえいえ｣
昔より大きくなった背中
私の方が高かった背もいつの間にか抜かされて
いつも守ってたのに今度は守られてる
やっぱり男の子だなって思う
｢生意気に育っちゃって｣
赤葦｢今度は俺が姉さんを守るね｣
｢ふふっ、期待してる。なんだか懐かしいね｣
赤葦｢そうだね。
昔はここに英が居て、母さんが姉さんの髪拭いてたもんね｣
｢京治も英も遠慮なしに私の事抜かして大きくなるしね｣
赤葦｢ははっ、それは仕方ないよ｣
思い出話に花を咲かせた
｢はい、お終い｣
赤葦｢ありがとう｣
｢そろそろ戻らないと光太郎にうるさく言われるよw｣
赤葦｢間違いないね。じゃあ、おやすみ姉さん｣
｢うん、おやすみ京治｣
そう言って自分たちの部屋戻った
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不良DESHI☆ - 面白いです！主役にかかれば寝てる人を起こすなんて朝飯前！て感じですね！続きが待ち遠しいです！頑張って下さい！ (2月25日 15時) (
レス) @page16 id: c6c26cf44c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コシヒカリ。 | 作成日時：2022年4月23日 9時
